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Transcription
ここは…どこ?
さっきまでソウルジャンクと戦ってて……変な声に呼ばれて……
突然できた空白の中に…… チイ、こっちだよ。久しぶりだね。
もしかして……
アルエル?本当にアルエルなの?
うん、アルエルだよ。
あなたを待ってた。 何もないこの底で…眠ることすらできないまま……
ずっと見ていることしか出来なかった。 ごめん…思い出したよ…
チイが守ってあげられなかったから、こんな姿に…… 大丈夫。こうやって来てくれたから。
待ってた時間は関係ない。 私はあなたを許すよ!
さぁ…私をここから出して?
もう、こんなところに閉じ込められてるのは嫌なの…早く救い出して。 チイも…出してあげたい……
でも、方法、わからない…… じゃあ、私はずっとここに閉じ込められたまま?
…ごめんなさい。
寒い…辛い……
こんな暗いところで、もう一人でいたくない…… ねぇ、チイ、助けて…
ここから出して…… 怖い…目を開けたまま死んでいくみたいなの…急に何も見えなくなりそうなの…
どうしてこんなところで一人にするの……?いっそ殺してくれれば…… あのまま死んでいたら……こんな風に苦しまなかったのに…… ごめんなさい……ごめんなさい……
大丈夫、まだ方法はある。
方法?何でも言って!
アルエルのためならチイは何でもする! チイ…私たち友達だよね?
うん!そうだよ、友達だよ!
それなら…あなたの体を私に返して。
それだけで私はここから出られる。 …この体…返すの?
じゃあ、チイはどうなるの? 消えるか、代わりに私が今いる場所に閉じ込められるか…
私にも分からない。 でも…だからって私を置いていくの?
ここから出してよ…チイ、お願い…… ……うん、わかった。
外に出たいならアルエルに返すね。
だから…泣かないで。 本当?いいの?
この体は最初からアルエルのものでしょ?
チイが消えないといけないなら…消えるよ。 ありがとう、チイ!
チイはアルエルの友達だから。
好きだから…何でもしてあげたい。 だからアルエル、これからも友達でいてね。
チイのこと、嫌いにならないで。 もちろん!チイが私に体を返してくれるなら……
私はこれからも永遠にチイの友達よ! じゃあ…体を返す方法を必ず見つけるよ!
待ってて!アルエル! チイ、どうした?そんなに焦った顔して。
聞きたいことがあって来たの。
…アルエルにこの体を返せそうな気がするの。
だから、返す方法が知りたい。知ってるなら教えてほしいの。 アルエルに返す…?それはどういう意味…?
すごく嫌な感じがする。 全部思い出したの。
この体は最初からチイのものじゃなかったの。アルエルの体。 アルエルが逃げてって言った。
自分はもう助からないからって言った! 早くアルエルを助けないとって思って……
だからチイは……アルエルを……アルエルを…… 食べたの…… …君は死にかけていたアルエルを救うために、
その体を食べたソウルジャンクってこと…? 違う!チイは奪ったんだよ…だから返さないと……
空白を調べてたら、アルエルと会ったの……
そこでそのアルエルが現れて、体を返してって言ってきたんだね?
うん。寒くて、暗くて、寂しい空間の中で一人だったの。
チイが体を奪ったから、ずっとひとりぼっちだったの…… …体を返したら、チイはどうなるの?
分からない。
アルエルも分からないって言ってた。 消えるかもしれないし…チイが代わりに閉じ込められるかもしれない。
それでも…覚悟は出来てるよ。 ていうことは…アルエルは…チイに「自分の代わりに死ね」って
言ってきたってこと? ち、違うの!当然のことなの!
チイがアルエルの体を奪って、アルエルを独りにしたから…返さなきゃいけないの! そうすれば…アルエルはずっと友達でいてくれる……
チイは友達を何か誤解してない?
……よし、こうしよう。
体に返す話は今は置いておいて、 ペロとポイのところに行って「友達とは何か」って聞いてみて。 チイ、バカじゃないの。友達くらいわかるの。
チイが立派な賢いネコってのは知ってるよ。
だけど、わからないこともあるでしょ? とにかく、ペロとポイに話を聞いてみて。
体を返す方法は…その後考えよう。
…わかった。
チイ?まさか今日も毛繕いを…?
ううん。今日はペロに聞きたいことがあって来たの。
あのね…ペロは友達って何だと思う?
…また友達の話ですか?
友達…しいて言えば助け合う関係でしょうか?
辛い時は手を差し伸べて、泣きたい時はそばにいてあげる。
そして、嬉しいことがあれば一緒に笑うのが友達だと思います。 そしたら、チイもアルエルが辛そうにしてたら…助けないといけないよね。
アルエル…?それはチイさんの名前ですよね?
よくわかりませんけど、大切な友達なら助けてあげるべきですね。 …じゃあ、やっぱり命に代えて助けないと。
ちょ、ちょっと待ってください!どうしてそんな物騒な話になるんですか!?
助けるのは確かですが、命を懸けるというのは少し話が違います!
何があったんですか?詳しく話してください。 - チイはペロに空白の中で出会ったアルエルについて話した。
…なるほど…そんなことがあったんですね。
でも、やっぱり命を懸けるのは納得できません。 どうして?チイは友達を助けたいだけなのに、何がダメなの?
私、言いましたよね?友達とは助け合う関係だって。
でも、「死んでほしい」なんて要求する人は友達じゃないですよ。 オルカの皆さんはご主人様の為に命を懸けて戦いますけど…
それは自ら選択してのことであって、誰かに強要されたからではありません。 …でもチイはアルエルの体を奪った。
だったら返さないといけないよね? うーん……
…ペロ?
…ちょっとついて来てください。
気が進みませんけど、あの子ならきっとハッキリと答えてくれます。 - ポイ:
ペロお姉さん?チイちゃん?どうしたんです?
- CSペロ:
ポイ、質問があるの。真剣に答えて。
- ポイ:
にゃ?
- CSペロ:
ポイは姉妹の為なら死ねる?
- ポイ:
はい。それでお姉さんたちを助けられるなら。
- チイ・アルエル:
チイと一緒だね!じゃあ、チイもやっぱり……
- CSペロ:
まだ質問は終わってません。
- CSペロ:
質問を変えるわ。ポイ。
お姉さんたちがポイに「自分の代わりに死んでほしい」って言ったら…… どうする? - ポイ:
うーん。それは……倒さないといけませんね?
- チイ・アルエル:
え…?どうして?
- ポイ:
だって、お姉さんはそんなこと言わないから。
- チイ・アルエル:
お姉さんが本当に望んでるかもしれないのに?
それは叶えてあげないといけないんじゃないの? - CSペロ:
チイさん、よく聞いてください。
- CSペロ:
今はお姉さんを例に挙げましたけど、友達もそんなに変わりません。
一方的に犠牲を強いるなら、それは友達ではなくて相手から ただ利用されているだけです。 - チイ・アルエル:
で、でもチイはアルエルの体を奪ったんだよ!
- CSペロ:
それはチイさんが目の前で死にそうだったアルエルさんを
助けたかったからでしょう? - CSペロ:
先程の質問でポイがお姉さんを倒すと答えたのには、二つ理由があります。
- CSペロ:
一つ目、自分の為に死ねと言うお姉さんはもう自分のことを
妹だと思っていないからです。 - CSペロ:
チイさんに置き換えて考えてみてください。
もし、チイさんがアルエルさんの立場なら、死んでほしいって言いますか? - チイ・アルエル:
そんなこと言わない!!絶対!!
- CSペロ:
でしょう?本当の友達ならそんなこと言いません。
- チイ・アルエル:
じゃあ、あれは何だったの?
アルエルはもうチイと友達じゃないからあんなことを言ったの? - CSペロ:
そして、二つ目の理由……
ポイ、言ってくれる? - ポイ:
うちの姉妹たちが「死んでほしい」なんて言うはずありませんから!
もしそんなことを言うのなら、それはお姉さんのフリをした偽物……つまり敵! - チイ・アルエル:
フリをした…偽物?
- CSペロ:
チイさん、アルエルさんという方と本当の友達でいたいのであれば、
逆に疑ってみるべきです。 - CSペロ:
本当に友達なのか、そもそも友達ではない別人なのか……
- チイ・アルエル:
疑うって……チイ、そんなことできるのかな……?
- CSペロ:
出来る出来ないじゃありません。
これからも友達であるために、見極めないと。 - ポイ:
よく分からないけど、チイちゃんなら出来る!
- チイ・アルエル:
それがアルエルのためならしないとね……
うん、やってみるよ…… もう一度会ってくる! 戻って来たね。
少し考え方を変えたの。
そっか、じゃあどうするの?
もう一度会って、話をしてみる。
そして、見極めてみるの。あのアルエルが本当の友達かどうか。 うん、疑うことを教えてもらったみたいだね。
チイは少し純粋すぎるから…… もちろん人間を信じる純粋さは良いことだよ。
だけど、この世はそれだけで生きていくには汚れすぎてる。 チイが人間と生きていくなら、死ねと言ってくる相手を警戒しないとね。
うん。分かったよ。チイ、行ってくるね。
一人で大丈夫?
不安なら一緒に行ってあげてもいいけど? 大丈夫。もういっぱい助けてくれたから。