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Transcription
…あなたは…誰ですか…?
…そういうあなたは誰?
質問に質問を返すのは失礼だと私は教わりましたが?
………
…せいだ。
え?
あなたのせいだ。
私のせい…?何が……
どうして……
どうしてひとりで生き残ったの…?
- [username]:
おはよう。よく眠れた?
- ダーナ・オピニー:
ベッドから落ちる感じがして、そこから眠れませんでした……
- ダーナ・オピニー:
よく覚えてませんけど、変な夢を見た気がします。
- [username]:
それ、背が伸びる前兆らしいよ。
- ダーナ・オピニー:
そうなんですか!?今夜は気持ちよく眠れそう!
よく考えたら実はぐっすり眠れたかもしれません。 - [username]:
……
- ダーナ・オピニー:
ところでお兄さん、さっきから何をしてるんですか?
- [username]:
ん?これ?調査に行く準備だよ。
- ダーナ・オピニー:
え?お兄さんが行くんですか?
- [username]:
ある場所で正体不明の亀裂が発生したって報告が入ったんだ。
- [username]:
どうやら俺が直接行って確認しないといけなさそうなんでね。
鉄虫が原因ではないから、ダーナはここにいて― - ダーナ・オピニー:
もう、お兄さんを一人で行かせるわけないじゃないですか。
- ダーナ・オピニー:
調査なら人手は必要だと思いますよ。
- [username]:
はは、わかった。じゃあ今回はダーナを頼ることにするよ。
- ダーナ・オピニー:
はい!任せてください!
- [username]:
この調査はかなりの長期間になると思う。出発前にみんなに挨拶しておいて。
アルキュオネさん!
お、可愛いダーナちゅわん!
う……その呼び方、何度聞いても慣れません……
慣れるまで呼んであげるよ!んで、何か用?
お兄さんと調査に向かうので、ご挨拶をしに。
そうなんだ……もうちょっと一緒にいたかったんだけどな。
でも、仕方ないね。 そういえば、目覚めてからしばらく経つけど、今の生活には慣れた?
…わかりません。
実はまだ、長い間眠ってたっていう実感がないんです。 そっか。そうだよな……
目覚めたら怪物が暴れ回ってて、世界も崩壊しかけてる…… “夢”を見てるみたいだよな。 でもね、夢っていうのはいつか覚めるもんさ。
それが例え優しい夢だとしても。 大切なものはいつも夢の外にあるものだから。
ダーナもきっと見つけられるはずだよ。
……アルキュオネさん……
あ、それと…うちの旦那をよろしくね!
メローペ!
ダーナ?どうしたの?
それが、お兄さんと一緒に調査に行くことになったので、挨拶しに来ました。
そっか……寂しくなるね……
せっかくだしちょっと話さない? 大したことじゃないけど…… はい、ぜひ!
……私はね。生まれた時から体が小さかったんだ。
他のお姉ちゃんたちはみんなアルキュオネお姉ちゃんみたいに大きかった。
私はそれでもいいって思ってた。
体が小さい代わりに知能が高く作られたから。 チビって言われるのはムカつくけど。 でも、本物の“力”の前ではすべてが無駄だって思い知らされた時、
心が崩れかけた。 守れる力がない自分が本当に嫌だった…… そんな時、ある人が私を拾ってくれて……
私に生きる原動力をくれた。
そのあと色々あってマスターに出会って…… おかげで今私は生きてる。
これまでの全てに感謝してもしきれないよ。 マスターって色々言ってくるじゃん?
「自分を大切に」とか「抱え込み過ぎるな」とかさ。 それを一番守ってないのはマスターなんだよね…
でもそれって、自分でもよくわかってて、自分みたいになってほしくないから
言うんだと思う。 だから、ダーナ、私の困ったマスターのことよろしくね。
うん、心配しないでください!
お兄さんは私がしっかり監視しておきますから! - [username]:
おかえり。ちょうど準備も終わったよ。
- ダーナ・オピニー:
私も準備してきました!
- [username]:
何かいいことでもあった?
- ダーナ・オピニー:
えへへ…秘密です!
- [username]:
……ダーナ。調子が悪かったり、疲れてたりはしてない?
- ダーナ・オピニー:
え……?はい、大丈夫です。むしろ元気いっぱいですよ!
- [username]:
そっか。それならいいんだ。
よし!調査頑張ろう! - ダーナ・オピニー:
はい!よろしくお願いします!
- [username]:
それじゃあ!しゅっぱーつ!
- ダーナ・オピニー:
…お兄さん、ピクニックでも行くんですか…?
- [username]:
ここが報告にあった亀裂が発生した場所だよ。
- ダーナ・オピニー:
すごい…何にもないはずなのに空間にヒビが入ってて……
向こう側に通路のようなものがあります…… - ダーナ・オピニー:
この中に入るんですか?
- [username]:
うん。そのつもりだけど、無理そうならダーナはここで待って―
- ダーナ・オピニー:
いいえ!ここまで来て、一緒に行かないわけありません!
- ダーナ・オピニー:
さぁ!入りましょう!
- [username]:
……
- [username]:
ダーナ、頑張ってね。君なら乗り越えられる。
お兄さん?
お兄さん!どこですか!?
確かに一緒に入ったのに……
た…助けて……
この声は…?
きゃああ!痛い!痛いっ!ああぁぁぁぁ!!
あ……ぁぁ……
助けて…!ダーナお姉ちゃん!!
どこ!?今行きます!今度こそ守ります!待っててください!!
どうして……
どうしてひとりで生き残ったの……
どうしてお姉ちゃんが生きてるの…?
どうしてお姉ちゃんだけが生き残ってるの…!
違う…私は…生き残りたかったわけじゃ……!
もう、うるさいなぁ。
あなたは…?
…現にこうして生き残ってるくせに、向き合おうともしないの?
あんたも結局…偽物なんだよ。
偽物…?私が…偽物……
そう!偽物!
あんたが生き残ったのも、受けた優しさも、信頼も、今いるこの世界も全部偽物。 あんたに残った本物なんて一つもない。
ぷっ…あはは!面白いよね!
全部偽物で作られた本物だなんて!ホントに面白い! ホントに惨めで可哀そう! 厚かましいよね。本物を差し置いて
偽物が自分の為に生きていこうとするなんて。 他人のことを考えないで自分本位で行動した結果どうなったのか……
忘れたの? やめて…やめて…
どうせこのまま続けても……あんたはまた誰も守れないで自分だけ生き残る。
お願い…!やめて…!
……
そうやって目を背けるんなら…どうせ目覚めたとしても、
立ち上がることなんてできないよ。 だったら…ここで一緒に眠っておこう?
永遠に覚めない夢を一緒に見よう…… そう…私はあの時結局何も出来なかった……
…助けることも…助けてもらうことも……
もう……すべてを切り捨てて……消えたい……
ダーナ、ダメだ。
おにい…さん……?
よく考えて、それがどういう意味なのか。
やっぱり、私はいてはいけない子なんです。
あの子たちは私を恨んでいました…
私が生き残ったことを呪っていました…… ずっと、目を背けてたんです……
私は…死なせてしまったあの子たちの為にも……
今度こそ消えないといけないんです。 だから…手を離してください…!
そんなこと、誰も望んでない。
…どうして、そんな風にハッキリ言えるんですか…
簡単だよ。
俺も、アルキュオネもメローペもそんなこと望んでない。
今、ダーナの周りにいる俺たちが望んでないんだ。
それ以上の理由が必要? 俺たちは…ダーナにいてほしい。 ……お兄さん……
……う、ううっ……!
ふん、つまんない。
…君は誰だ?
ええ~?今までずっと一緒だったのに、気付かないの~?
……
頭いいくせにそんなことも分からないなんて~。情けな~い。
目的は?何のつもりでダーナを……
本当に分からないんだね?それで司令官を名乗ってるなんてマジ?
反省して? ああ、お兄ちゃんだもんね?妹バカ、シスコンってやつ?それじゃ無理か~
そうか…君が“外で”ダーナを守っていたデザイアなんだね。
そうそれ!正解!やーっと気付いた?
“私たち”はあの時みんな死んじゃったけど……
ダーナだけには生き残ってほしいっていう願いの集合体みたいなものだね。 ダーナに生きていてほしいって願うならどうして邪魔をするの?
本当にわからなくて聞いてる?
こんなことにすら向き合えない子が、 本当に目覚めた時、現実に耐えられると思う? だったら、こうやってずーっと幸せな夢を見ていた方がいいでしょ?
…それを決めるのは君じゃないだろ。
現実に向き合うことも、向き合わないことも、自分を許すことも……
自分で決めるべきだよ。 ダーナ、君はどうしたい?
……私は……私はもう一度だけ、自分を信じてみたいです!
お兄ちゃんがいるから?ふん……!そうやって誰かを信じるから……!
みんなが死んじゃうんだよ!そんなんじゃ、どうせ傷つくことになる! 私が止める…私があんたを傷つけさせない!