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Transcription
- テネブリス:
……
- また何か悩んでるのか?何か飲んでリフレッシュでもしたら?
- テネブリス:
あ、司令官さん…大丈夫です。
飲み物は喉が渇いている人のためにとっておくべきです。 - テネブリス:
ソウルワーカーは食べたり飲んだりしなくても大丈夫ですから。
限られた物資は少しでも節約しなければ。 - でも、そこまで困窮してる状況じゃないでしょ?
- テネブリス:
今はそうですが、後でどうなるかわからないので、
節約できるうちに節約した方がいい。 - テネブリス:
……
- 一応聞いてあげるくらいはできるけど?
- テネブリス:
やはり…あなたの目は誤魔化せませんね。
- テネブリス:
司令官さんには、私がグラスカバーキャンプのリーダーだと自己紹介しましたよね?
- テネブリス:
ですが、元々のリーダーは私ではないんです。
- テネブリス:
私の友人…“ロード”がここのリーダーでした。
- テネブリス:
ところがある日、そのロードは突然姿を消しました。
私はその空席を埋めるためにリーダーになるしかなかったんです。 - 頼れる人だったんだね。そのロードって人は。
- テネブリス:
はい。今振り返ってみると…頼りすぎていたのかもしれません。
- テネブリス:
ロードという存在は私たちにとって本当に大きなものだったんです。
いなくなってから気が付きました。 - テネブリス:
それでも…私たちは前に進まなければなりません。
- テネブリス:
あなたが以前言っていたようにリーダーが不安そうなところを見せてしまったら、
みんなが不安になりますからね。 - 俺が言うべきことは何もないみたいだね?
- テネブリス:
…ありがとうございます。いつも私の話を聞いてくださって。
- カント:
オッホン!…僕のことを忘れないでいただきたいですねぇ!
- テネブリス:
またいつの間に……もちろんカントにもいつも感謝していますよ。
- テネブリス:
あなただけじゃない。
いつもみんなを治療してくれるミリアム、 私の目が届かないところをよく見てくれている“シラユリさん”…… - テネブリス:
そして、リリーも…思ったより落ち着いてくれています。
ロードがいない今、みんなが大きな力になってくれている。 - イリス・ユマ:
その「みんな」の中にうちはおらんごたぁね?
- イリス・ユマ:
デザイアワーカーのリリーの名前まで出して、うちの名前は出さんとか……
そんなにうちが好かんね。リーダー様は。 - テネブリス:
…イリスさん、戻ったんですね。
- カント:
当たり前じゃないですか。今日は僕と一緒だったんですから。
- カント:
まぁ、犬猿の仲というものでしょうから、
名前を出さないのも分からなくはありません。 - カント:
まさか拗ねてるんですか?
- イリス・ユマ:
はぁ?心が狭すぎるリーダー様への尊敬の気持ちが増しただけたい。
- テネブリス:
やめてください、カント。悪いのは私です。
- カント:
ネーブさん、そんな風に自分のせいにするのは良くありませんよ。
ちょっとツンデレ少女が揚げ足をとっているだけじゃないですか。 - イリス・ユマ:
なんて!?この野郎!
- カント:
ひぃっ!怖い怖い…!
- テネブリス:
抑えてください、イリスさん。
私に思うところがあればいつでも言ってください。ちゃんと聞きますので。 - イリス・ユマ:
はぁ?ちゃんと聞く?
なんでそんなに偉そうなん? - テネブリス:
聞いてください、イリスさん。私は……
- イリス・ユマ:
そうやって寄ってたかってうちを馬鹿にするのが楽しいっちゃろ?
そんなこつに付き合う気はなかけん。あんたらだけでやりぃよ。 - テネブリス:
待ってください、話はまだ……
- イリス・ユマ:
ふん、もうよか。
どうせうちはあんたの群れなんかに入るつもりなかけん。 - 待って待って…二人とも まともな会話になってないよ。
- 一度落ち着いてから改めて話した方がいい。
- カント:
確かに、今日は作戦中にも色々とトラブルがありましたからね。
少し落ち着いてから話したほうが良さそうですね。 - テネブリス:
…イリスさん、どうしても話しておきたいことがあるんです。
落ち着いたらいつでも訪ねてきてください。 - イリス・ユマ:
あんたが来い、クズ。
- テネブリス:
……
- 大丈夫?
- テネブリス:
大丈夫です。
人ですから、そういう気分の時もありますよ。 - カント:
それでも、日に日に険悪になってますよねぇ。
ロードがいた時もここまでではなかったのに。 - テネブリス:
ロードがしっかりと仲を取り持ってくれていたということでしょう……
- カント:
あっ、ですが以前と違ってあの気持ちの悪い敬語は
使わなくなったじゃないですか。 そしてネーブさんにはもっと“フランク”です。 - カント:
ああっ!イリスさんはネーブさんに気があるんじゃないですか!?
それならあんな態度をとるのも納得できますね! - テネブリス:
彼女が敬語を使わなくなったのは良いことですが……
私へのあの態度は…… - どっちかというと敵…だよね?
- テネブリス:
わかりますか……
- あれはあからさまだよ。
- 仲間とは思ってなさそうだよね。
- テネブリス:
仲間どころか、同じ人間とも思っていないかもしれません。
- イリスはどうしてそんなに君のことが嫌いなの?
- テネブリス:
私のキャンプのやり方が気に入らないのでしょう。
- 主人公:
- なんだかもっと根本的なところから嫌っていそうな感じがしたが……
- アレは何とかして解決しないといけないんじゃない?
- カント:
何とかしてとは……
血の粛清とかですか? - じゃなくて…これからもこのままってわけにはいかないでしょ。
- せめて何が気に入らないのかは知っておくべきだよ。
- テネブリス:
そうですか……色々なことを理由にイリスさんとは距離を置いていましたが、
そろそろきちんと向き合うべきですね…… - カント:
くっくっくっ……血の粛清ですか?
- テネブリス:
そうじゃないです……
とにかく、しばらく忙しくなりそうですね…… - カント:
そういうことならグラスカバーキャンプの運営はしばらく僕にお任せください。
他のことは気にせず、イリスさんとちゃんと話してください。 - カント:
噂によると、すでにイリスさんは自身の派閥を作っているそうですよ。
放置すれば大きな問題になってくるでしょうね。 - テネブリス:
わかりました。そうなる前に解決してみます。
- テネブリス:
そういえば…今日はシラユリさんの姿が見当たらないですね。
一緒じゃないのですか? - 今は別行動中だよ。
- テネブリス:
そうですか。シラユリさんにはいつも助けていただいて、本当に感謝しています。
- テネブリス:
おかげで色々な問題が解決されて、ここも以前より居心地の良い場所になりました。
- テネブリス:
本来なら私がやるべきことなのに…不甲斐ないです。
- あの子も好きでやってるから大丈夫だよ……
- カント:
うーん……
- テネブリス:
…カント?どうしました?
- カント:
あはは、何でもありません!
僕は用事があるのでこれで失礼します。 - テネブリス:
わかりました。イリスさんの問題は近いうちにみんなで考えてみましょう。
- シラユリ:
さて、いかがでしょう?これで問題は解決したと思いますが。
- 男性:
あっ、は…はい!ありがとうございます!
助かりました! - シラユリ:
ふふ、それはよかったです。
- シラユリ:
ただし、今後はこのような“不道徳的”なことが起きないよう願っています。
- シラユリ:
もしまた同じことが起こったら……わかりますよね?
- 男性:
ひ……!わ、わかりました!
- 男性:
で、では私はこれで…
- シラユリ:
…これでほぼ片付きましたね。
- シラユリは相変わらずだね。
- シラユリ:
あら?私は問題になることは何一つしていませんよ?
- シラユリ:
むしろ、ここの方々の問題を解決してあげてるだけです。
- その手帳に新しく何が追加されたのかは聞かないでおくよ…
- それで調査の方はどうなってる?
- シラユリ:
はい。イリスさんが作っているグループについて、大まかな調査は終わりました。
- シラユリ:
これがその構成メンバーと簡単な個人情報です。
- もうこんなに人が集まってたのか。
- シラユリ:
最初は少人数でしたが、最近になってその数がどんどん増えています。
- シラユリ:
今のような状況で組織を分裂させるのは悪手も悪手なのですが……
イリスさんの考えに共感する人が思った以上に多かったようですね。 - ありがとう。 他に特異事項は?
- シラユリ:
特異事項…というべきかわかりませんが、一人注意すべき人物がいます。
- シラユリ:
司令官とここに来てから、キャンプの人々を見てきましたが……
- シラユリ:
一人だけ…まったく隙を見せません。
- 主人公:
- 隙を見せない人物……
- シラユリ:
カントです。
何を企んでいるのか分かりませんが、あの人物は気をつけた方がいいと思います。 - 主人公:
- やはりカントか。前から違和感は感じていたが……
- 分かった。頭に入れておくよ。
- それで今日は相談にのってほしいんだけど。
- シラユリ:
イリス・ユマさんのことですね?
- ……お前は何でも知ってるな。
- シラユリ:
ふふ、何でもは知りません。
知っていることだけです。 - シラユリ:
それにしても、イリスさんについての相談ということは……
- うん。
- 今回の主役はイリス・ユマだよ。
- シラユリ:
では、今回の目標はイリスさんがデザイアワーカーになるのを防ぐこと…ですね。
- それでまずは仲良くなろうと思ったんだけど、なかなか難しくて。
- シラユリ:
なるほど…私の考えとしてはイリスさんを徹底的に潰してしまうのが
一番早くて確実な方法ですが、司令官は望んでませんよね? - うん。できれば平穏にお願い。
- シラユリ:
…簡単ではないでしょうね。
- シラユリ:
普通の人なら、憧れや尊敬といった態度を見せることである程度近づけます。
- シラユリ:
ですが、イリスさんは誰かを上に見たり、持ち上げたりするような行為自体に
否定的です。 - シラユリ:
まるで反抗期の子供です。
特に、権力者のような上に立つ者に対しては極度の拒絶反応を示すようです。 - 俺が話そうとしても避けられるわけだ…
- 主人公:
- イリスの立場からすれば、俺もテネブリスと同じ権力者に見えるんだろうな。
- シラユリ:
はい。ですが、攻略の糸口はそこにあると思います。
- 糸口?
- シラユリ:
はい。
- シラユリ:
まず前提としてイリスさんがテネブリスさんを嫌う理由は、
単純に彼がリーダーだからだと思っています。 - シラユリ:
イリスさんは非常にプライドが高い。
ですがテネブリスさんはリーダーですから、指示や助言をする必要がある。 - シラユリ:
それはリーダーの立場からすれば当然かもしれませんが、
イリスさんにとってはありがたくないものでしょう。 - シラユリ:
先ほど、イリスさんを反抗期の子供だと言いましたよね?
結局、彼に何か言われたりすればするほど、彼女は彼を嫌悪するのです。 - シラユリ:
悪い意味で完璧に噛み合う歯車です……
このままではいつか破滅を迎えます。 - じゃあ、俺はどうすればいいかな?
- シラユリ:
まず、イリスさんの気持ちを掴むべきですが、
だからといって彼女を盲目的に支持をするのはかえって心証が悪くなります。 - シラユリ:
司令官は、自分が対等な存在だということを示しながら、
対話を続けるしかないでしょう。 - わかった。その方向でやってみよう。
- シラユリ:
それならまずは対話する機会を作らなければなりませんね。
- シラユリ:
偶然同じ任務になるように仕向けましょう。
- シラユリ:
……っ!!
- シラユリ?どうした?
- シラユリ:
…何でもありません。
気のせいだったようです。 - シラユリ:
話を続けましょう。
- カント:
……
- カント:
ふぅ、勘がいいですね……
- カント:
危うくバレるところでした。
- カント:
コソコソ探っているとは思いましたが、まさかこれほどとは……
- カント:
これはいけませんねぇ……
- カント:
あの二人なら、イリスさんを本当に良い方向に持っていってしまう
かもしれません。 - カント:
ふふふ……だったらその前に手を打たなければ……
イリスさん、イリスさん!
少し僕とお話しませんか? なん?あいつがここから出ていけって言いよるとね?
あはは、あの人はそんな冷たい人じゃないですよ。
…それに、仮に出て行けと言われてもイリスさんが素直に出て行く人ではないのも
よく知っています。 知っとるなら消えりぃ。
コウモリみたいな奴とは話したくなか。 まぁまぁ、そう言わずに聞いてください。
今回はイリスさんにとって有益な情報を持ってきたんですから。 うちにそれを信じろって?
とりあえず聞いてください。信じる信じないはお任せします。
あっそ、じゃあ言ってみりぃ。どうせまたいつものふざけた話っちゃろうけど。
おやおや、僕を何だと思ってるんですか?
大事な時に冗談なんか言いませんよ。 わかったけん早く言って。
デパートが空白に丸ごと飲み込まれてきたんですよ。
中にいた人たちはソウルジャンクによってすでに全滅… 物資だけがきれいに残っている状態です。 複数の流浪キャンプが物資を狙って入っていったのですが、案の定争いが発生して、
結局今では大型キャンプ間の争奪戦に発展してしまっています。 それをなんでうちに言うと?
キャンプを動かすのはテネブリスやろ? 何を言ってるんですか!
今こそネーブさんの鼻を折る絶好のチャンスじゃないですか! もともとイリスさんはキャンプの運営に不満を持つ人たちを集めている
じゃないですか。 この機会に地位を確固たるものにするんですよ。 ここであなたが大量の物資を確保すれば、影響力も自然とついてきます!
ですからこれは絶好のチャンスなんですよ! 言い方が大げさすぎて、詐欺師みたいにしか見えんばい。
そんなこと言わないでくださいよ!本当に真剣に言っているんです!
僕はお二人の関係改善のために― なんて?関係改善?
おっと、これはうっかり失言してしまいました。
戦場と化したデパート…!お互いに背中を預けるしかない絶体絶命の状況。
「仕方ありません。今回は一緒に戦いましょう!」
「うちはまだあんたを許したわけじゃない!」 「それは全てが終わった後で…来ます!」 …というような熱い展開を期待していたんですけどね。
そんなんで関係改善できると思っとるなら、あんたの脳みそ腐っとるばい。
いずれにせよ、デパートに物資があるというのは事実です。
結局はキャンプ同士の争いなので、今回だけはネーブさんと協力したらどうですか?
……
まぁ、物資があるってのにまごついとるわけにもいかんよね。
おお!やはりイリスさんも内心はネーブさんと―
死にたいとね?
…では、僕が最初に提案した方向でいきますか?
そうじゃなくてもテネブリスに物資を分けてもらっとる状況はうんざりしとる。
いつまでもそんな状態じゃ、うちの主張も説得力なかし。 自分の力で基盤を固めんとね。
ふふ、大人ですね。
何回も言いよるけど、あいつと仲良くするとか死んでもなかけん。
邪魔ばせんでよ。 本当に悲しいなぁ。相手の立場になってみようという気は少しもないのですか?
なか。ぶん殴りたいとしか思わん。
…はぁ、では最後にお聞きします。
なぜそこまでネーブさんのことを嫌うのですか? どうすれば和解できるの―
全部気に入らん。それに和解もあり得んけん。
意地を張らずにちゃんと答えてくださいよ。
イリス・ユマさん。 これ以上言うことはなか。
うちは行くけんもう話しかけんで。 はぁ…本当に頑固ですね。
ですがまぁ……
おかげで今回の作戦は楽しくなりそうです。