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Transcription
- 男性:
まず嘘ではないはずです。
- 男性:
またデパートが飲み込まれてきたって噂が流れています。
まだ誰も入ってないので、物資も豊富にあるでしょう。 - イリス・ユマ:
そうなんやね。
とりあえずそれが本当やったとして、なんでそれをうちに言うと? - イリス・ユマ:
テネブリス側なら、あいつに言えばよかやん。
- イリス・ユマ:
…カント。
- カント:
まぁ、なんというか……
最近のテネブリスさんにはついていけないんです。 - イリス・ユマ:
あんだけテネブリスに尻尾振っといて、それを信じろって?
- カント:
僕はテネブリスさんを野心家だと思っていました。
- カント:
デザイアワーカーを集め、彼らを救援するという大義の名のもとに
キャンプの戦力を増やして、この空白を支配するつもりなんだと。 - カント:
ですがロードがいなくなってから、彼はただの臆病者になってしまいました。
もはやキャンプを強くするつもりなどなく、ただただその日を生き延びるだけ。 - カント:
特にイリスさんが去った後はもっとひどくなりましたよ。
毎日何のために生きているのかもわからないように腑抜けてしまいました。 - カント:
それに比べたらイリスさん、あなたの方がよっぽど真のリーダーに相応しい。
- イリス・ユマ:
ふーん?
あんたもロードの救援論かなんかに影響されて、 テネブリスのそばにおるんやと思っとったけど? - カント:
まあ、つまりテネブリスさんもただの人間だとわかっただけです。
- カント:
なので僕としては今回イリスさんがデパートを独占して、
グラスカバーでの立場を確固たるものにしてほしいんです。 そうすれば、テネブリスさんも素直にリーダーの座を譲るはずです。 - イリス・ユマ:
勘違いせんで。うちはグラスカバーキャンプに戻るつもりも、
リーダーになるつもりもなか。 - イリス・ユマ:
…でも、うちが正面から力で奪うのはよかかもね。
- カント:
そう!まさにそれです!
僕が言いたいのがそういうことなんです! - イリス・ユマ:
……まぁ、いいや。
あんたん考えはともかく、どっちみち物資ば手に入れんといかんけんね。 - イリス・ユマ:
…テネブリスはそのニュースばもう知っとるとよね?
- カント:
もう伝わっているはずです。
ですが、優柔不断なあの人のことです。すぐに動くことはないでしょう。 - 男性:
イリスさん、早速出発しますか?
- イリス・ユマ:
そうやね、今動けば有利やけん、集合かけて。
- イリス・ユマ:
カント、あんたはどげんすると?
- カント:
僕は弱いですので、戦闘には役に立てません。
全てが終わったら、僕をあなたのグループに入れてください。 - イリス・ユマ:
入りたいなら入れちゃるたい。
来る者拒まずってね。 - カント:
ふふ、ありがとうございます。
- 主人公:
- カント…何かを企んでいることはわかっていたが……
- 主人公:
- ここまで堂々とテネブリスを裏切るとは。何が目的なんだ?
- カント:
おや?こんなところに可愛らしいお子さんが。
- あ……こんにちは。
- カント:
ふむ…どこかで見たような顔です……
まるで知り合いが幼くなったような感じがします…… - イリス・ユマ:
カント、そん子から離れて。
- イリス・ユマ:
指一本触れさせんばい。
- カント:
おっと、これは失礼いたしました。
- カント:
ところで…ふむふむ……なるほどなるほど。
- カント:
イリスさんがまさかこんな趣味をお持ちだったとは……
- イリス・ユマ:
一回だけ聞かんかったことにしちゃあたい。
- カント:
あはは!怖い怖い!では、これで失礼いたします。
- イリス・ユマ:
相変わらず気持ち悪い奴……
- イリス・ユマ:
…まぁそういうことやけん。おチビちゃん。
- イリス・ユマ:
うちがおらん間、しっかりここを守っとって。
- はい!わかりました!
- イリス・ユマ:
おっ。
初めて来た時は、びーびー泣きよったくせに。カッコイイやん? - …何だか難しい顔をしてますね?大丈夫ですか?
- イリス・ユマ:
ふん、大したことなか。
ただ好かん奴の顔ば見た時に、どげんしたらいいか悩んどるだけ。 - イリス・ユマ:
気持ちとしては顔面ば一発くらしたいっちゃけどね!
- お姉ちゃんなら上手く解決できますよ。お姉ちゃんは頑張ってるから!
- イリス・ユマ:
なん?急に……恥ずかしいやん……
- イリス・ユマ:
うん。うちなら大丈夫……
- イリス・ユマ:
絶対間違わんけん。
- イリス・ユマ:
じゃあ、行ってくるね。
- 主人公:
- ……
- 主人公:
- …これでいいはずだ。今のところイリスも追い詰められているという感じはない。
- 主人公:
- だが、カント……あいつは明らかに何かをしようとしている……
- 主人公:
- それなら…俺も一度シラユリと合流しよう。
- カント:
……面白い。
- カント:
イリスさんを追い詰めるためにやってきましたが、
“あんなもの”を見るとは思いませんでした。 - テネブリス:
…イリスさん。
- イリス・ユマ:
…テネブリス。
- テネブリス:
あなたもここを狙っていたんですね。
- イリス・ユマ:
なんね?そんなに嫌ね?
- イリス・ユマ:
まぁ、そやろね。独り占めするつもりやったっちゃろうけん。
- テネブリス:
イリスさん、退いてください。
- テネブリス:
あなたでは私に勝てない。
- イリス・ユマ:
はぁ~!大した正義の使者やね?
正義、正義って言いよるくせに結局、力で解決しようとするっちゃけん。 - テネブリス:
…話し合いをしても無駄でしょう。
- イリス・ユマ:
よーわかっとるやん。うちも端からあんたと話すつもりはないばい。
- シラユリ:
二人ともやめてください!ここで戦うつもりですか!?
- イリス・ユマ:
あんたは黙っとってシラユリ。
うちを思いっきり殴ったの忘れとらんけんね! - シラユリ:
イリスさん、あなたの気持ちはわかります。
ですが、今戦えば、物資も人も何もかもを失います。 - イリス・ユマ:
あんたにうちの気持ちが分かるわけなかろうが!
- お姉ちゃん!
- イリス・ユマ:
はっ!?
- イリス・ユマ:
おチビ、なんであんたがここにおると!?
- お姉ちゃんが心配で……
- イリス・ユマ:
待っとけって言っとったろうもん!
- でも…なんだか二度と会えないって思って……
- もしかして喧嘩してたんですか?
- 喧嘩はダメです!
- シラユリ:
ふふ、子供にここまで言われてるんですよ?今回は穏便にいきませんか?
- イリス・ユマ:
…ああ!もう!わかったわかった!今回だけばい!
- イリス・ユマ:
おチビ!早くこっちにきい!
はぐれんようにうちにしっかりついてくるとよ! - えへへ…!はい!
- イリス・ユマ:
はぁ……まったく……
- シラユリ:
……
- ……なんですか。
- シラユリ:
「えへへ…!はい!」ねぇ……
- うるさい…
- シラユリ:
うふふ、かわいいですよ。
- 主人公:
- 幸い、テネブリスとイリスの戦闘は避けられた。
- 主人公:
- 物資を平等に半分に分ける約束をした後、みんなでデパートの中へと入った。
- 男性:
イリスさん!ここにも使えそうな物があります!
- 女性:
食べ物や薬品もたくさん残ってます!
ここは安全なようですね。
それはわからんやろ。あん時みたいにソウルジャンクが出てくるかもしれんし。
そうかもしれませんが……
あいつのせいで大切な仲間ば失ったとよ!
またうちらを罠にハメる気かもしれん…… テネブリスさんを信じようとは思わないのですか?
ありえん。
では、私は?
何の話?
うちば殴ったくせに…よー言うね? あれはイリスさんの自業自得です。
は?今日は穏便にいくとやなかったと?
では、どうすれば許してくれますか?
あ、でも同じように叩かれるのは嫌なので…
これで許してくれませんか?
…クマのぬいぐるみ?
はい、好きなんでしょ?クマのぬいぐるみ。
はぁ!?な、なんでそんな勝手に!!
この前じっと見つめていたじゃないですか。
あれはただ…!
可愛いとも言ってましたよね。
……
じゃあ、要らないですか?
…もらっとく。でも誤解せんで!捨てるのがもったいないけん貰うだけやけん!
ふふ、はい。わかりました。
- 主人公:
- シラユリらしいやり方だな……
- 主人公:
- それにしても…少しうまく行き過ぎている気がする。
- 主人公:
- きっとまだ何かあるはずだ。
- 主人公:
- ……?
今…揺れた気がする。 - 男性:
今の音…聞こえましたか?
- 女性:
なんだか揺れてます……!壁から振動が伝わってくる…!
- ソウルジャンク!
チッ、やっぱり邪魔が入ると!?
イリスさん、今は…!
わかっとる!今ここで粘るつもりはなか!
みんな準備して!こっから出るばい! 散らばらんとよ!まずはテネブリスと合流―
イリスさん!危ない!
え?
- 男性:
ゆ、床が崩れる!!
- 女性:
きゃぁぁぁぁ!!
イリスさん!!
- 主人公:
- シラユリは急いで手を伸ばしたが、それも虚しくイリスたちは闇の中へ消えた。
- イリスの母:
イリス、また外で遊びたいなら、お姉ちゃんたちみたいに
お淑やかにしておきなさい! - 幼いイリス:
でも…今…外に友達が待ってて……
- イリスの母:
いつまでも子供じゃないんだから、私の言うことを聞きなさい。
- 幼いイリス:
…はい。
- 過去のイリス:
またうちの友達ばいじめてみい、次はこんなんじゃ済まんけんね!
- 男子学生:
わかった、わかったから!
- 過去のイリス:
うっ……
- イリスの母:
なんてことしてくれたの!
- 過去のイリス:
あいつらがうちの友達のマリをいじめよったけん…!
- イリスの母:
上のお姉ちゃんのようにしなくていいから……
ユマ家に泥を塗ることだけはやめてちょうだい! - 過去のイリス:
うちの何が悪いとよ!友達を守ったことのなんがいかんと!?
- イリスの母:
反省するまで外出は禁止よ。
- 過去のイリス:
はぁ!?でもマリは…!うちがそばにおらんと―
- イリスの母:
イリス!
- 過去のイリス:
…はい、わかりました。
- アナウンサー:
速報です。本日、女子学生が自殺する事件がありました。
- アナウンサー:
その学生は同級生に日常的に暴行を受け、いじめられていたとの…
- 過去のイリス:
くそ…くそ、くそ、くそ!!!
- 過去のイリス:
やけん言ったやろうが!!
- 過去のイリス:
うちがそばにおったらマリは死なんかったとに!!
- 過去のイリス:
うちが言うこと聞いたけん……うちが大人の言うことを聞いたけんやん…!
- 過去のイリス:
もう、自分しか信じられん……
- アナウンサー:
緊急事態です!皆さん!落ち着いてシェルターに避難してください!
繰り返します、緊急事態です!皆さん!落ち着いてシェルターに避難してください! - 過去のイリス:
なん、あれ……
- アナウンサー:
空白が発生しました!皆さん!落ち着いてシェルターに……
- 過去のイリス:
…あ…ああ……?家が……消えた……?
- 過去のイリス:
な、なんなん!?なんでよ!?お母さん!?お父さん!?お姉ちゃん!!
うあ、あああああああ!!どうして…うちが我慢してきた意味がないやん……!! - 過去のイリス:
こんな呆気なく消えんでよ!!!!
- 過去のイリス:
うちが間違っとらんかったってこと……見せつけないかんかったとに!!!
- アナウンサー:
皆さん!シェルターに避難してください!空白が―
- 過去のイリス:
ふざけんな!ふざけんなぁぁぁぁ!!
- 男性:
イリスさん!イリスさん!
- イリス・ユマ:
ううっ…頭が……
- 男性:
よかった!気が付いたんですね!大丈夫ですか!?
- イリス・ユマ:
大丈夫……大したことなか……他のみんなは?
- 男性:
メンバーはみんな無事です。
- 男性:
幸い、ソウルジャンクもほとんどがテネブリスの方に行ったみたいです。
- 男性:
イリスさん、チャンスですよ!物資は十分確保しました。
このままここを離れましょう! - イリス・ユマ:
は?テネブリスたちはどうするとよ?
- 男性:
私たちを殺そうとした奴らですよ?
今回も私たちを罠にハメて殺すつもりだったかもしれませんし! - 男性:
今回はたまたま私たちが罠にハマらなかっただけかも……!
- 男性:
はははは!ざまぁみろ!自業自得だ!
- イリス・ユマ:
…そ、そうやね……よいしょ……
じゃあ、急いで― - 男性:
あっ、イリスさん。何か落ちましたよ?
……クマのぬいぐるみ?……もうボロボロですけど…… - 男性:
イリスさんのですか?
- イリス・ユマ:
それは…
- 男性:
イリスさん?
- イリス・ユマ:
…ねぇ。
- 男性:
はい?
- イリス・ユマ:
あんたはうちを大人やと思う?
- 男性:
それは…そうじゃないですか?
- 男性:
責任感もありますし、そこらへんの大人より大人ですよ!
- イリス・ユマ:
そう…そっか……
- イリス・ユマ:
それなら…しょうがなかね……
大人らしく、責任ば取らんと…… - 男性1:
テネブリスさん!大変です。
下に降りる道が完全に塞がってしまいました! - 男性2:
ソウルジャンクが押し寄せてきます!それに、あの巨大な奴に攻撃が通じません!
- テネブリス:
ここは私が引き受けます!
- テネブリス:
みんなはこのまま下がれそうですか!?
- 男性:
無理です!床が完全に崩れて…!
- テネブリス:
…イリスさんたちは……?
- 男性:
わかりません!…無事だったとしても、もう逃げてますよ!
どうせ自分の事しか考えてない奴らですから! - テネブリス:
……
- シラユリ:
司令官。
- いくらテネブリスでも今の状況を乗り越えるのは難しい。
- シラユリ、俺の指揮を伝達して。
- シラユリ:
わかりました。
- 主人公:
- 状況は最悪だ。特にあの巨大なソウルジャンクは装甲が厚い。
- 主人公:
- いくらテネブリスの剣でも斬り裂くのは難しい。
まずは大きな一撃で装甲を粉砕しないとどうにもならない。 - 主人公:
- でも、それが可能な人は今ここにはいない……
- 男性1:
ぐわぁぁぁぁぁ!!!
- シラユリ:
下がってください!応急処置をお願いします!
- シラユリ:
テネブリスさん!どうにかしてここを突破しないとこのままでは全滅します!
- テネブリス:
わかっています!でもどこへ……
- テネブリス:
あっ、危ない!
- テネブリス:
くっ……大丈夫ですか……
- 男性2:
あ、ありがとうございます!私は大丈夫です!
- シラユリ:
テネブリスさん!怪我を…!
- テネブリス:
…大丈夫です。これくらい……
- テネブリス:
みんなをここに連れてきたのは…私です。
- テネブリス:
私には責任があります。
リーダーとして…みんなを無事にキャンプへ連れて帰ります…… - ???:
その“みんな”にはうちらも含まれとるとかいな?
- テネブリス:
え…?
- イリス・ユマ:
自称最強のソウルワーカー様が膝をついて血を流しとるとか……
責任とか言っとる場合じゃないっちゃなかと? - テネブリス:
イリスさん?どうして?
- イリス・ユマ:
どうしてもこうしてもなか!うちも責任ってもんを取りに来ただけたい!
- イリス・ユマ:
なんか、あいつの思い通りになっとる気がせんでもないけんイライラするけど……
- イリス・ユマ:
今回だけやけん!
うちはまだあんたを許しとらんけんね!テネブリス! - シラユリ:
イリスさん!ソウルジャンクが!!
- イリス・ユマ:
…邪魔すんな…消えろ!!
- シラユリ:
すごい……
どんな攻撃も効かなかったのに、イリスさんの攻撃で倒れた…… - イリス・ユマ:
さぁ、いっちょやってみるばい!