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Transcription
- ドラキュリナ:
……
- ドラキュリナ:
…………
- 解体者アザズ:
……
- エタニティ:
……
- ドラキュリナ:
……
- 解体者アザズ:
あ、それで何の話でしたっけ?
- エタニティ:
ドラキュリナが棺で眠るという話です。
- 解体者アザズ:
そうでしたね。ありがとうございます。
- ドラキュリナ:
そんなこと言ってないけど!?
- ドラキュリナ:
棺で眠るって私死んでるじゃない!!
- ドラキュリナ:
そして、なんで当然のように私の部屋にいるわけ!?出てって!
- 解体者アザズ:
あら、寂しいですね。
寝る前のおしゃべりをしに来たのに。 - エタニティ:
もしよかったら私の棺をお貸しします。
ご主人様のためのものですが、ドラキュリナなら使ってもらって構いません。 - エタニティ:
ですが、必ず返してくださいね?
- ドラキュリナ:
いや、要らないし!
- ドラキュリナ:
私は今日も一生懸命働いたから、シャワーで汗を流して
キンキンに冷えたトマトジュースを飲もうとしてたの! - 解体者アザズ:
はい。そうですね。
- ドラキュリナ:
あーはいはい。帰る気ないのね。
- エタニティ:
そういえば、ご主人様は最近自室ではない場所でお休みになっています。
- ドラキュリナ:
ねぇ、話の流れって知ってる?
- 解体者アザズ:
私たちは友達じゃないですか。
悩みくらい聞いてあげましょうよ。ドラキュリナ。 - ドラキュリナ:
なんで私が悩みも聞かない冷たい奴みたいになってるのよ!
- 解体者アザズ:
分かってますよ。うふふ。
- ドラキュリナ:
まだ何も言ってないんだけど……
- 解体者アザズ:
ふふふ。
- ドラキュリナ:
それで?何?
- エタニティ:
ご主人様が最近自室ではない場所でお休みになっているという話です。
- ドラキュリナ:
自室ではない場所…?
- ドラキュリナ:
ああ、それってあれじゃない?
- ドラキュリナ:
仮想現実に入って何かやってるんでしょ?
- ドラキュリナ:
私も噂を聞いただけだからよく分かんないけど。
- エタニティ:
仮想現実?
- ドラキュリナ:
知らないの?
- 解体者アザズ:
仮想現実(Virtual Reality)、略してVR。
コンピューターなどを使って構築された世界のことです。 - エタニティ:
はぁ……別の世界ということですか?
- ドラキュリナ:
簡単に言えば体はここにあるけど、意識は別の世界に行くって感じ?
- エタニティ:
では、お休みになっているわけではないのですか?
- ドラキュリナ:
眠ってるみたいに見えるけど、仮想現実の方では動き回ってると思うわ。
- エタニティ:
そんなことが……!
- 解体者アザズ:
私も興味があるのですが、司令官に「今はお願いだから触らないで」と
言われてしまって。お預けされています。 - 解体者アザズ:
全部終わったら触っていいと言われているので……
早く終わらないかドキドキワクワクしています。 - ドラキュリナ:
ちゃんと待ってるだけ成長したわね……あんた……
- エタニティ:
それで……仮想現実は具体的にどちらにあるのですか?方角とか…わかりますか?
- ドラキュリナ:
だから……!コンピューターで作られた世界だって言ってるでしょ!
全然聞いてないじゃない! - 主人公:
- ワーグとヘルのおかげで二つ目の記録までクリアできた。
- 主人公:
- 続いて三つ目の記録が解放されたわけだけど……
これっていくつまであるんだ? - 主人公:
- ライアンコーポレーションが作ったバイオロイド……
- 主人公:
- やっぱりゲームの中で出会ったあの子たちだよな?
- 主人公:
- リアンの時のように上手くいってくれればいいんだけど……
- 主人公:
- ……
- エタニティ:
……
- 主人公:
- ……
- エタニティ:
……
- えっと…エタニティ…?
- エタニティ:
はい、ご主人様。
- 俺に何か用…?
- エタニティ:
ご一緒する準備をしていました。
- エタニティ:
私はゆりかごから墓場まで、そして永遠の眠りについた死後の世界まで、
ご主人様に永遠にお仕えするために作られました。 - エタニティ:
ですから、ご主人様が目を閉じた先に見える世界をご一緒したいです。
- 主人公:
- 目を閉じた先に見える世界……?
- あ、もしかして仮想現実のこと?
- エタニティ:
はい、それです。
- 主人公:
- ほっ……あってた。
- エタニティは楽しめないかもしれないけど…いいの?
- エタニティ:
はい。
ご主人様とご一緒できるのであれば、なんでもかまいません。 ようこそ、司令官。
仮想現実に接続する準備はすべて終わらせておきました。 - 主人公:
- ……
ドクターさんは今日は別の仕事があるので、私が担当することになりました。
- 主人公:
- ……不安だ……とっても……
私も一緒にお願いします。
はい。
そうだと思って既に準備しておきました。 ありがとうございます。アザズ。
- アザズ、一応聞くんだけど……
大丈夫です。
"今日は"まだモニターするだけです。
- 主人公:
- 本当に? 信じるよ?本当に信じてるからね??
- 主人公:
- 俺がヘルメットを装着して横になると、
エタニティはどうすればいいのかよく分からないのか、 俺のそばでヘルメットを持ってキョトンとしていた。 - エタニティ、おいで。
- エタニティ:
はい。
- 主人公:
- 俺はエタニティにヘルメットを被せてあげた後、
俺のとなりにゆっくり寝かせた。 - エタニティが隣にいてくれると安心するよ。
- エタニティ:
ふふ、では…子守唄を歌いましょうか……?
- 寝るわけじゃないけど…それもいいかもね。
- エタニティ:
うふふ……はい。
- 主人公:
- すると部屋の灯りが消えた。アザズが気を利かせてくれたみたいだ。
- 主人公:
- そして、すぐにエタニティの手がゆっくりと俺の体を抱きしめる。
- エタニティ:
あなたと一緒なら~…
何処まででも行ける気がしてた~……♪ - エタニティ:
今はもう全て~…
過ぎ去った物語~……♪ - 主人公:
- 安心感のあるエタニティの温もり。
- 主人公:
- 柔らかな肌と甘い香りが全身を包み込んだ。
- 主人公:
- こうやって抱きしめられると自ずと緊張は解れていく。
- 主人公:
- そして、エタニティの愛のこもった優しい歌声。
- 主人公:
- 俺はその心地よい歌を聞きながら、ゆっくりと目を閉じた。