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信じられない……
私、言いましたよね?殺してしまうかもしれないって。
それとも私と戦うつもりですか?それなら……
- ちょっと待って、そんなつもりは全くないよ。
だったら……
- 俺たちはこの場所について何も知らないんだ。
- だから色々と聞きたくて。
……
申し訳ありませんが、それについては役に立てません。
私もこの「空白」について知ってることは多くないので。 - 生活はどうしてるの?
- 食べたり、寝たりとか……
食事も睡眠も私には必要ありません。
……
繰り返します。私とは関わらない方がいいでしょう。
今の私に残っているのは……復讐だけですから……
……
- よく分からないけどとりあえず分かった。じゃあ、行こっか。
行くって…私の話、ちゃんと聞いていましたか?
- 聞いてたよ。君も特に居場所がないってことだよね?
- だったら、一緒に行動した方が何かと良いんじゃない?
どうしてそうなるんですか。
って…あなたはどうして私の腕を掴んでるんですか? 主様が一緒に行動した方がいいとおっしゃっている。
主様……?
一緒に行動するとして、どこにいくんですか?行く当てはあなたもないんじゃ……
- ここに誰かがキャンプをした跡がある。
- それを手がかりにして進めば、他の人たちに会えるよ。
私は誰にも会うつもりはありません。
まだこの辺りに殺さなきゃいけないソウルジャンクが…… - 鉄…ソウルジャンクならいつでも殺せるでしょ?
……わかりました!わかりましたからもう離してください!
そうか、わかった。
何なんですか、本当に……
こんな変な人たち……見たことがない……
はぁ……
- 主人公:
- そのあと程なくして、俺たちは旅人と思われる人々を見つけた。
- 主人公:
- 前回プレイした時にも出会った人たちだ。
- がっしりした男性:
ふむ、君たちは?
- 安全な場所を探して旅をしている者です。
- しばらく飲まず食わずで…水と食糧を分けてくれませんか?
- がっしりした男性:
それは大変だったね。
迷える子羊をこんな場所で放っておくわけにはいかない。 - がっしりした男性:
誰か、食べ物と水を持ってきてくれ。
- 男性:
いいんですか?
得体の知れない人たちに貴重な食糧をあげても… - がっしりした男性:
最近見つけた商店街で食糧はたくさん見つけただろ?
だから、少し分けたところで変わらない。 - 女性:
はい!バーバルさんの仰せのままに!
- バーバル:
豊かな者が分け与えるのは当然のことだ。
- バーバル:
それより、あなたたちはどうしてこんな森の中にいたんだ?
- 大したことじゃないよ。
- どこのキャンプにも入れてもらえなくて彷徨ってたんだよ。
- バーバル:
ソウルジャンクが蔓延るこの「空白」の中をたった3人で行動してるなんて、
正気の沙汰じゃない。 - バーバル:
ただの放浪者だとは思えないな。
- ワーグ:
空白……ソウルジャンク……
- バーバル:
まさか、空白について何も知らないのか?
- ワーグ:
あっ…しまった……
- ここに来て間もないんだ。だから分からない。
- バーバル:
そうか、本当にこのあたりの人間ではないみたいだね。
- バーバル:
空白というのは、この世界の一部を飲み込んだ巨大な穴のようなものだよ。
文字通り何もかもを飲み込んだ巨大な被災地。 - バーバル:
信じがたいかもしれないが、今私たちはその「空白」という謎の空間に
閉じ込められている状態だ。 - バーバル:
そして、ソウルジャンクはその中に存在する怪物たちだ。
- それなら何度か戦って倒したよ。
- バーバル:
戦っただけでなく倒した……ふむ、ということは、三人とも異能力者ということか。
- バーバル:
よし、私たちは常に彷徨える子羊を歓迎している。
だが、受け入れるとしてもまずはお互いのことを知らなければな。 - バーバル:
ちょうど私たちも物資を求めてここから移動しようと思っていたところなんだ。
一緒に移動しながら、お互いについての情報を共有しようじゃないか。 - よし、じゃあそれでいこう。
- ワーグ:
よろしく頼む。
- ハル・エスティア:
…私は復讐がしたい。それだけです。
- ハル・エスティア:
奴らが全部いなくなるまで、私はソウルジャンクを殺し続ける。
- バーバル:
…ソウルジャンクに相当な恨みがあるみたいだね。
- バーバル:
空白で大切な人を失ったのかな?
- ハル・エスティア:
……
- バーバル:
そうか。むしろ自分が死ねばよかったといったところか。
きっと今までその悲しみを一人で抱えてきたんだろう… - バーバル:
私たちのアズランドキャンプにも家族を失った者たちがいる。
君を解ってくれる人もいるはずだよ。 - ハル・エスティア:
…そんなの必要ないです。
私は復讐を果たせればそれでいい。 - バーバル:
ここでの憎悪は破滅をもたらす。
考えを改めた方がいい。 - ハル・エスティア:
別に構いません。
- バーバル:
わかった。君の好きにすればいい。
私は君の心をどうすれば救うことが出来るのか考えるとするよ。 - バーバル:
ソウルジャンクが大量にいる場所も知っているから、
気が済むまで戦えばいい。 - ハル・エスティア:
はい、私に戦わせてください……
全部殺します。 - バーバル:
そうだね。その時は後方で見守るとしよう。
- ワーグ:
……
- ワーグ、どうした?
- ワーグ:
いいえ、何でもありません。
- ワーグ:
ただ…主様以外の人間を見るのは久しぶりです。
- ワーグ:
もちろん、本当の人間ではないということは分かっています。
- 俺も仮想現実に初めて入った時はそんな感想だったよ。
- ワーグ:
あの頃の私にとって、女帝以外の人間はそれほど重要ではありませんでした……
- ワーグ:
任務を遂行する上で彼らの考え方を理解する必要もなく……
年齢、性別、外見も全く興味ありませんでしたから。 - 今は違うんじゃない?
- ワーグ:
はい、そうですね。
- ワーグ:
あの頃、もう少しだけ他の人間のことを理解しようとしていたなら……
何かが違ったのかもしれません。 - そうかもしれないね。
- でも、大事なのは今じゃない?
- ワーグ:
今……ですか?
- ワーグがそんな風に考えられてるってことが大事だと思う。
- 昔の自分を見つめ直したってことでしょ?良いことだよ。
- ワーグ:
……ありがとうございます。主様。
- ワーグ:
あっ、皆があちらで私たちを待っているようです。
- ワーグ:
行ってみましょう。
- 主人公:
- そう言うと、ワーグのいつもの凛とした姿に戻った。
では……全部殺してきます。
私も一緒に行こう。
- 俺も手伝うよ。
一人で戦った方が楽です。構わないでください。
そうです。主様はこちらでお待ちください。
……
- じゃあ、何かあれば後方から指揮するよ。
- 邪魔はしない。
…それなら……
- バーバル:
…あの子たちは一体何なんだ?
想像以上に強い。 - バーバル:
それにあの二本の大剣を振り回す少女……洗練された動きで非の打ち所がない。
- バーバル:
もう一人はまだ未熟だが、動作一つ一つにとてつもない力が込められている。
ソウルジャンクを紙きれのように切ってしまうなんて、夢を見てるようだ。 - 未熟ってことはハルくらいに戦える子は普通にいるのか?
- バーバル:
いや……異能力者なら何人もいるが、彼女はかなり強い方だ。
- バーバル:
この「空白」では欲望が大きければ大きいほど強い力を得ることができる。
あの子は大切な人を殺した空白に対する"復讐心"によってあれほどの強さを 持っているのだろう。 - バーバル:
…でも、あれでは「デザイアワーカー」にならないか心配だな。
- デザイアワーカー…?
- バーバル:
ここの欲望のエネルギーに完全に蝕まれてしまった者たちのことだ。
- バーバル:
邪悪な存在になり果て、ソウルジャンクのように平和を乱す悪となる。
- 主人公:
- 俺は前回のプレイでの最後の光景を思い出した。
- 主人公:
- ということは……あの時のハルの姿は、デザイアワーカーになった姿
ということか…… - バーバル:
…あの復讐心が俺たちに向かないことを願うよ。
- 大丈夫だよ。
- バーバル:
君はあの子と付き合いが長いのか?
- …いや、今日初めて会ったよ。
- バーバル:
それにしてはまるで長い付き合いのような口ぶりだが?
- そうかな?似たようなことを経験してるからかも。
- 俺はただあの子を信じてるだけだよ。
- バーバル:
そうか。それは良い心がけだ。
- バーバル:
どちらにせよあの強さは頼りになる。
君たちとはしばらく一緒に行動したい。 - ハル・エスティア:
あの…全部殺してきました。もう他にはいないのでしょうか?
- ワーグ:
鉄…ソウルジャンクを全て片付けました。何かお話をされていたのでしょうか?
- 二人ともお疲れ様。
- しばらく一緒に行動しようって話になったよ。
- バーバル:
一時的だろうと、長期間だろうとよろしく頼むよ。
この出会いがアズランドキャンプの安寧に繋がることを祈る。 - 主人公:
- ワーグは俺を見て小さく頷いた。
- ワーグ:
私もそれが良いと思う。一緒に動いた方が戦闘面でも効率がいい。
- ハル・エスティア:
私はどうでもいいです。
この空白の中に存在するすべてを殺したいだけなので。 - バーバル:
……肯定的な返事として受け止めておこう。
そして、君のその願いも可能な限り叶えられるように協力する。 - 主人公:
- 何とか今回もキャンプへの合流に成功したか……
- 主人公:
- 問題はこれからどう行動するかだ……
- 主人公:
- もし、このまま大きな変化がなければ今回も
バッドエンドで終わる可能性が高い。 - 主人公:
- そうなる前にターニングポイントを見つけなければ。
- ハル・エスティア:
あ、あの…えっと……司令官…?さん?って呼んだらいいんですか?
- うん?どうした?
- ハル・エスティア:
司令官さんの指揮、助かりました。ありがとうございました。
- ううん。大したことじゃないよ。
- ハル・エスティア:
そして……こんなこと言うと失礼かもしれませんが……
あまり私に構わないでください。 - ハル・エスティア:
私はもう…他のことはどうでもいいんです。
- ハル・エスティア:
ソウルジャンクと戦って、殺すことしか考えられない。
- ハル・エスティア:
なのに、殺しても殺してもどんどん苦しくなるだけ。
- ハル・エスティア:
水を飲んでも喉が渇くようなそんな感覚しかない。だからまた殺す…
- ハル・エスティア:
きっとどこまでいっても私は変わらない。
だから、私には構わないでください。 - 一つ聞いてもいい?
- もしかして、俺のことが嫌いだったりする?
- ハル・エスティア:
あ、いえ…あなたが嫌いだとかそういうのじゃなくて……
だからと言って好きとかそういうわけでもないんですけど…… - そっか、それならいいんだ。
- ハル・エスティア:
ただ…司令官さんが何を考えているのかよくわかりません。
- ハル・エスティア:
ワーグさんもそうだし、今日初めて会ったのに、
どうしてそんな風に馴れ馴れしいんですか…… - はは、よく言われるよ。
- 君ももう少し心を楽にしてみたらどう?
- ハル・エスティア:
…楽に……
- ワーグ:
……
- 主人公:
- 俺たちはその後も何度かソウルジャンクと遭遇したが、
ハルとワーグのおかげで難なく対処することができた。 - バーバル:
よし、そろそろ帰るべきだな。
ご苦労だった。君たちが戦力になってくれそうなことは十分わかった。 - 主人公:
- 前回のプレイではこの後、バーバルはハルと手合わせしたいと言い出す……
- 主人公:
- その時は何も問題なかったから、今回も大丈夫だと思いたいが……
- バーバル:
だが、最後にハルと手合わせしてみたい。
- 大丈夫か?間違って斬られでもしたら怪我じゃすまないぞ?
- バーバル:
鍛練用の木刀を用意しておいた。
これなら死にはしない。 - ワーグ:
…その手合わせ……
- 主人公:
- ワーグ?
- ワーグ:
私が代わりにやってもいいか?
- バーバル:
君が…?理由を聞きたいな。
- ワーグ:
大した理由はない。ただ、私もハルと剣を交えたいと思っただけだ。
- バーバル:
……
- バーバル:
いいだろう。
- ワーグ:
感謝する。
- 主人公:
- ワーグは静かにこっちを見る。
俺は笑って頷いた。 - ハル・エスティア:
手合わせ…ですか?
- ワーグ:
この木刀でな。
お前はいつも通り全力で戦えばいい。 - ハル・エスティア:
いくら木刀だとしても人を斬るのは……
- ワーグ:
大丈夫だ。斬れはしない。
- ハル・エスティア:
それでも当たれば痛いと思いますけど……?
- ワーグ:
そうだな。だが、安心しろ。
私は例え真剣だろうが、お前の粗い剣筋に後れをとるつもりはない。 - ワーグ:
時間もない、さっさと始めるぞ。全力でこい。
- ハル・エスティア:
うっ……わかり…ました……
- ハル・エスティア:
はぁ……はぁ……
- ワーグ:
大丈夫か?
- ハル・エスティア:
大丈夫です…こんなはずじゃ……いつもならもっと……!
- ワーグ:
いや、今でも十分通用する強さだ。素質もある。
- ワーグ:
これから基本的な戦い方を学んでいけば、きっとさらに強くなれるだろう。
- ハル・エスティア:
……今から戦い方を学ぶって……
- ワーグ:
いつまで教えることができるか分からないが、私が教えてやる。
- ハル・エスティア:
いえ……別にそういうのは…いいです。今でもソウルジャンクを殺せてますし。
- せっかくだし、教えてもらったら?
- ハル・エスティア:
え……?
- 考えてみて。今は問題なく倒せてるかもしれないけど…
- いつかもっと強い敵に遭遇するかもしれない。
- その時の為にも強くなっておいた方がいいでしょ?
- ハル・エスティア:
……
- ハル・エスティア:
本当に……教えてもらうだけで強くなれるんですか?
- ワーグ:
お前に強くなりたいという意志さえあればな。
- ハル・エスティア:
わかりました……では、教えてください。
- ワーグ:
分かった。前もって言っておくが、私の指導は厳しい。
覚悟しておけ。 - ハル・エスティア:
うっ、わかりました…お願いします……!
- 主人公:
- 正直ワーグの行動は予想外だったが、結果的に良い流れになった感じがする。
- 主人公:
- ハルの反応が前回とは違う。明らかにポジティブだ。
- バーバル:
はは、君たちにとっても私たちにとってもこの出会いは良いものだったようだ。
これも運命の導きだな。 - バーバル:
さぁ、戦い続きで疲れているだろう。
私たちのキャンプでゆっくり休んでくれ。