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Transcription
- 時間を遡ること数日前
それは“ロストゲーム”だね。
- ロストゲーム?
そそ。
大昔の良いゲームとか、復元不可能って言われてたゲームを
滅亡前のクオリティーでリメイクしたゲームのことだね。 当時はカルト的な人気があったんだよ。
あ、でも普通にリメイクされたゲームはロストゲームじゃないわ。
「S.H.S」って人が作ったものをロストゲームって言うの。 その装置にS.H.Sって文字が刻まれてるって言ってたよね?
じゃあそれはロストゲームだよ。 - そのS.H.Sってどういう人物?
その装置の開発者で「ロストゲーム」っていう言葉を初めて使った人物……
でも、正体については詳しくは知らないんだよね…… 分かることと言えば、突然世間に現れたってくらい?
正体を明かさず神ゲーをリメイクする……
まぁ、ゲーム界の変わり者ってところだね。 私もS.H.Sが復元したゲームにはお世話になったよ~……
昔のゲームっていってもやっぱりゲームだからね。 本当に面白くて参考になる事ばっかり! さらに面白いのは、自分が気に入ったゲームはただ普通にリメイクするだけ
じゃなくて、手を加えてさらに良いゲームにリメイクしちゃうってとこなんだよね。 その装置のストレージ、相当大きいんでしょ?
昔のゲームのデータ容量がそんなに大きいわけないだろうから、
きっと何か隠されてるはずだよ。 - ふむふむ。リアンはそんなに興味ない感じ?
興味はあるんだけどね…今はこの新作ゲームのテストプレイを
終わらせないといけなくて…配信日を発表しちゃってるせいで修羅場でェ…… そうそう、だからトモも手伝ってるんだよ。
あ、今のところ、挙動おかしくなかった!?
- そっか…おつかれさま……
ふふっ、好きでやってることだからどうってことないよ。
よかったら手伝っていかない?ゲームが上手い人の手が欲しいんだよね……
- うーん。手伝いたいのはやまやまだけど……
- 今はゲームの方を調べたくて……
えへへ、わかった。
あ、プレイするんなら、いろんな意味で覚悟しておいた方がいいよ。
S.H.Sがリメイクしたゲームは手強いから。
頑張ってね!司令官!
- 現在に戻り、状況をおさらいしよう。
- 主人公:
- 俺たちは偵察中に、隠された地下施設で巨大なデータ保存装置を発見した。
- 主人公:
- そしてそれを調べた結果、仮想現実を使ったゲームだということがわかった。
- 主人公:
- 俺は安全を確認したあと、意気揚々とゲームに接続したわけだが……
- 主人公:
- 見事バッドエンドを迎えてしまった。
- ドクター:
お兄ちゃん!準備ができたよ。
- ドクター:
そうそう、最初はお兄ちゃん一人だけしか接続できなかったけど、
別の人と一緒に接続できるように改造したよ! - ドクター:
テストしたけど問題なかったし、協力プレイで挑戦するのはどう?
- 主人公:
- 確かに協力プレイなら選択の幅も広がって、
クリアできる可能性が高くなるかもしれない。 - じゃあドクターはどう?協力プレイ。
- ドクター:
私?うーん…お兄ちゃんと一緒にゲームはしたいけど、
外で状況を見守ってなきゃだから私は無理だね。 - 主人公:
- じゃあ誰に手伝ってもらおうか……?こういうゲームが好きな子は多いけど……
- ワーグ:
ドクター、先日私たちが発見した装置について気になることがあるのだが……
- ワーグ、いいところに。
- ワーグ:
あ、主様!?どうしてこちらに?
- ワーグが見つけてくれた装置を調べてたんだよ。
- かなり気に入った。
- ワーグ:
気に入っていただけたのなら幸いです。
- それで、突然だけどご褒美欲しくない……?
- ワーグ:
いえ。私は褒美のために見つけたわけではありませんので……
- じゃあ、いらない?
- ワーグ:
うっ…そんな風に言われますと……ほしい…です……
- よし、じゃあ、俺の隣に座って。
- ドクター、準備して。
- ドクター:
うん!わかった!ワーグお姉ちゃん、ここに座って!
- ワーグ:
え……?座る……?
- ドクター:
そして、これを被って……
- ワーグ:
ちょっと待て…?ドクター…!?主様…!?
- ドクター:
そんじゃあ、起動するね!今度は無事にクリアできるよう祈ってるよ。
ワーグお姉ちゃんも楽しんできてね! - ワーグ:
楽しんで……?主様、これは一体…!
- ドクター:
3…
- ドクター:
2…
- ドクター:
1…グッドラック!
- 主人公:
- ドクターの最後の言葉とともにお馴染みの感覚がやってきて、
俺の視界は明滅して真っ白になった。 - 主人公:
- ここは…
- 主人公:
- 前回プレイした時に最初に来た森だ。
本当にデータが全部リセットされたんだな。 - 主人公:
- ……仕方ない。また最初から一つずつ進めるしかないか……
- ワーグ:
主様?ここは一体?たしか先程までオルカに……
- 主人公:
- 振り返ると一緒に入ってきたワーグが戸惑っていた。
- 主人公:
- ワーグは仮想現実は初めてだったようだ。
- ここは仮想現実のゲームの中だよ。
- ワーグ:
仮想現実……聞いてはいましたが、まさかこれ程とは……
これがゲームだなんて信じられません。 - 主人公:
- ワーグは仮想現実ということを聞くや否や、素早く状況を把握し始めた。
- ワーグ:
私たちは今、ゲームの中のプレイヤーとして入っているということですね?
- そう。そしてこのゲームをクリアするのが俺たちの目標だよ。
- ワーグ:
状況は理解しました。
では、主様がゲームをクリアできるよう最善を尽くします。 - ありがとう。じゃあ、とりあえず動こう。
- もうすぐ向こうで戦闘が始まる。
- ワーグ:
戦闘…ですか?
- ワーグ:
主様!鉄虫です!そして何者かが戦っています!
- 主人公:
- 予想通り、最初のプレイと同じ流れで話が進んでる。
- 主人公:
- 何であれ、今回も「あの少女」を助けるのが先決だ。
- ワーグ、まずはあの鉄虫から片付けよう!
- ワーグ:
分かりました!
- 主人公:
- さぁ、リスタートだ!
- 主人公:
- 今回こそ必ずクリアしてやる!