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Transcription
- ワーグ:
主様!周囲の鉄虫はすべて片付けました。
- ワーグ:
ところで何故鉄虫が…?ここはゲームの中ですよね……
- それは俺もよく分からない。とりあえずお疲れ様、ワーグ。
- 主人公:
- ひょっとして俺たちの精神がこの世界に影響を与えているのか…?
- 今回はお前が一緒にいてくれてよかった。
- 最初は一人で大変だったんだ。
- ワーグ:
つまり、主様は一度プレイされたということですか?
- うん。クリアはできなかったけど。
- ワーグ:
あの少女はバイオロイドですか?
体は小柄ですが、あの大剣の威力は中々なものです。 - 人間だと思う。この仮想現実ではバイオロイドはいないみたいだ。
- その代わり「異能力者」っていう特別な力を使う人間がいる。
- ワーグ:
異能力者…声をかけてみましょうか?
- 主人公:
- さて、どうするか……?
- 主人公:
- 最初は俺一人でプレイしていたので、俺が声をかけたが、
今はワーグと一緒にいる。 - 主人公:
- ワーグの介入でストーリーが以前と変わることもあり得る。
- 主人公:
- 話が変わることに期待して……
- よし、ワーグ。声をかけてみてくれる?
- ワーグ:
分かりました。
大丈夫か?
…大丈夫です。助けなんて必要ありませんでしたから。
全部私一人で殺せました。
そうだな、お前ほどの実力なら私たちの助けがなくても片付けられただろう。
しかし、お前が望まなかったとしても、助けられたのは事実だ。
まずは言うべきことがあるのではないか? …そもそも、あなたたちは誰ですか?
私の名前はワーグ。この方は主様…司令官様だ。
お前は? ハル・エスティアです…
しかし、ずいぶんとやつれて調子が悪そうだな?
まさかその状態でずっと戦闘を続けていたのか?
近寄らないでもらえますか……?
むやみに近寄られたら間違って殺してしまいそうで…… …そうか。だが、体は大丈夫なのか?
そちらが気にする必要はありません。
私はただここに存在する“すべて”が気持ち悪いだけですから…… 「空白」に存在する全てのものが…「空白」を成す全てのものが……
私が踏んでるこの地面さえ……"すべて"が気持ち悪い…… ……
だから、私のことは放っておいてください……
- 主人公:
- その瞬間、ワーグは素早くハルに近付いて両頬を思いっきりつねった。
うううううう……!?
何するんですか!?
間違って殺してしまうかもしれないって言ったじゃないですか!! いや、少しイラっとした……
それはこっちのセリフです!
私に手を触れないでください! あなた本当に何なんですか!?
今日初めて会ったのに近づいてきて、こんなことして! ふむ、考えてみると……
こうやって誰かの頬を思い切りつまんだのは初めてだ。 何故こうしたのか…私もよく分からない。
……何故だ? それを私に聞くんですか!?
あなたが怪しい人だってことはもう十分に分かりました。 もう近寄らないでください。 近寄ったら本当に殺すのか?
私は人間は殺しません。
本当は殺してしまいたいですけどね。 - 主人公:
- ハルはそのまま背を向け、ワーグから去ろうとした。
待て。
…何ですか?
まだ言うべきことが残っている。
……
手伝ってくれて……ありがとうございます。
- 主人公:
- そして、ハルは結局行ってしまった……
今回も彼女を引き留めることに失敗したようだ…… 主様、申し訳ございません……上手くいきませんでした。
- いや、あれで良かったよ。
- 今のやりとりでも俺がプレイした時と内容が違う。
- 主人公:
- 立ち去られるという結果は同じかもしれないが、
ワーグに声をかけさせて正解だったと思う。 - 主人公:
- 俺がプレイした時は、無言で立ち去られてしまったから。
- ワーグはハルをどう思う?
……彼女からは何故か危なっかしいという感じがします。
何よりあの目つき……まるで昔の私を見ているようです。
女帝を生き返らせるためだけに生きていたあの頃の私の目に……
主様、ご相談があるのですが……
- 大丈夫だよ。俺もそのつもりだったから。
- 主人公:
- そもそも俺はあの子のためにここに来た。
- 主人公:
- あの笑顔をあの時とは違う光景の中で見るために。
それでは急ぎましょう…!
- 主人公:
- 俺とワーグはハルが去った方角に向かって歩き始めた。