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Transcription
- タイラント:
ふはははははは!
- タイラント:
さあ!起き上がれ!
- タイラント:
本番はこれからだぞ!
- タイラント:
ふはははははは!
- タイラント:
はははは……ん?
- タイラント:
動かなくなった…
- EB-48Gフレースヴェルグ:
…コロッサス、完全に沈黙しました!
- やっとか…
- EB-48Gフレースヴェルグ:
同時に、周辺の鉄虫の攻勢が鈍くなっています。
- 主人公:
- ドームに押し寄せていた鉄虫の攻勢も急に沈静化した。
- タイラント:
おい、主、すぐ終わったではないか!どういうことだ!
- RF87ロク:
我が主が十分弱らせていたようですからね。
我々に花を持たせてくださったということです。 - いや、でもお前たちが来てくれて助かったよ。
- RF87ロク:
勿体なきお言葉……
- RF87ロク:
今回は私のためにオルカの方々には大変なご迷惑をおかけしてしまいました。
- RF87ロク:
今後この新たなる力を使って…我が主はもちろん、
皆様に償い…いえ、恩返しをしていく所存です。 - RF87ロク:
もちろん我が主が蒼天の騎士の姿ではなく、本来の漆黒の翼をお望みなら、
バイオロイドたちのようにどんな姿にもなりましょう。 - あはは、どっちのロクもカッコいいよ。
- RF87ロク:
ありがとうございます…
- タイラント:
我はやはり本来の姿が良いぞ。今の戦闘はやはり物足りなかった。
破壊するならやはり体の重さが必要だ。 - タイラント:
だが、この体が悪いとは言わない。
こいつの背中に乗って鉄虫を焼き払うのはなかなかに愉快だった! - ケーキも食べられるしな。
- タイラント:
うむ!帰ったらケーキを頼むぞ!
- クノイチ・ゼロ:
はぁ…はぁ…
- クノイチ・カエン:
…終わった…?
- クノイチ・ゼロ:
そのようですね……鉄虫たちも引いていくでござる。
- クノイチ・シデン:
たわけ…!
- クノイチ・シデン:
まだ終わってはおらん。
- クノイチ・シデン:
鉄虫を倒し尽くすまでは決して気を抜くな。
- クノイチ・ゼロ:
す、すみません…師匠。
- クノイチ・カエン:
ごめん、師匠…
- クノイチ・シデン:
……
- クノイチ・シデン:
……いや、少し言い方がきつくなってしまった……
- クノイチ・シデン:
すまなかった。
- クノイチ・カエン:
ううん。大丈夫、たしかにまだ、鉄虫がいる。
- クノイチ・カエン:
全部倒さないと、安心できない。
- クノイチ・ゼロ:
そうですね!油断して怪我でもしたら、修行の時間を伸ばされてしまいます!
- クノイチ・シデン:
……
- クノイチ・エンライ:
怪我をしなくても、修行の時間は増やします。
- クノイチ・エンライ:
この戦いで色々とあなたたちの課題が見えてきましたから。
- クノイチ・ゼロ:
そんなぁ~…
- クノイチ・カエン:
くっ……
- クノイチ・シデン:
……
- クノイチ・シデン:
ふっ……
- クノイチ・シデン:
ほれ、気を抜くなと言っておろう。
- クノイチ・シデン:
いくぞ。
- 主人公:
- 作戦の事後処理が無事に終わり、周辺の安全を確保した後、
俺はDドームへと向かった。 - 主人公:
- シデンと話をするためだ。
- 主人公:
- 特異体のせいでなんとなく有耶無耶になったが、
まだ一応エンライたちはシデンに軟禁されていることになっている。 - 主人公:
- 俺たちがドームに到着すると、カエン、ゼロ、レイの三人が
入口の前で待っていた。 - ブラックリリス:
軟禁されているのに、外に出てしまってますね…
- そうだね…
- 主人公:
- その状況に思わず口元も緩んでしまう。
- クノイチ・ゼロ:
お待ちしておりました!
- クノイチ・カエン:
いらっしゃい。殿。
- クノイチ・レイ
56号:
……改めまして…クノイチ・レイです。
- まさか出迎えてくれるとは思わなかったよ。
- クノイチ・レイ
56号:
人間様には助けていただきましたから…
- クノイチ・レイ
56号:
今回の件は私たちだけの力ではどうにもならなかったことだと思います。
- クノイチ・レイ
56号:
これはここの全員の共通認識です。
- そっか。ありがとう。
- クノイチ・レイ
56号:
……
- どうした?
- クノイチ・レイ
56号:
ふふ、どうして…人間様がお礼を言うんですか?
- 追い返されるかもって思ってたからね。
- 主人公:
- そう言うとレイは俺から目を逸らして、気まずそうな顔をした。
- クノイチ・レイ
56号:
怖くないかと言われると…少し怖いです。
- クノイチ・レイ
56号:
でも……
- クノイチ・ゼロ:
ふふ。
- クノイチ・カエン:
……うん。
- クノイチ・レイ
56号:
二人を見てたら、信じられるのかな…って私は思ってて……
- クノイチ・レイ
56号:
きっとここのみんなも心からあなたを拒絶する気はないと思います。
- クノイチ・レイ
56号:
でも、それでもまだ人間は怖い……そういう目を向けてくる子も
いるかもしれませんが、不快に思わないでください。 - 主人公:
- レイの手はキュっと握られていた。
- わかった。大丈夫だよ。
- クノイチ・レイ
56号:
はい…。それでは案内しますね。
- 主人公:
- ドームの中は現代風な街並みが整備されており、セットというよりは
ドームの中に本物の街が存在すると言った方が表現としては正しい気がした。 - ブラックリリス:
すごいですね。本当に滅亡前の街だと勘違いしてしまいそうです。
- ブラックリリス:
流石にコンビニには商品がほとんど並んでいませんけど…
- クノイチ・レイ
56号:
初めてここに来た頃は実際のお店と同じような品揃えだったんですけどね。
少しずつ食べたり飲んだりしてたら無くなってしまいました。 - クノイチ・レイ
56号:
今は食べ物を保存するために冷蔵庫を使ってるくらいです。
- 主人公:
- 確かに冷蔵庫や冷凍庫と思われる場所には
綺麗に処理された何かの肉が置かれていた。 - 民間バイオロイド1:
……
- 民間バイオロイド2:
……
- 主人公:
- 建物の窓からはバイオロイドたちがこちらをじっと見つめている。
- あの部屋の一つ一つに皆が住んでるの?
- クノイチ・レイ
56号:
はい。中も忠実に作られていますので、ベッドやお風呂もあるんです。
- クノイチ・レイ
56号:
でも、基本的にドームの中なので外でも居心地が良くって、
建物の屋上で生活してる子もいたりします。 - 主人公:
- 色々と案内をしてもらいながら歩いていると、
目の前に大きな洋館が見えてきた。 - 主人公:
- そして洋館の前には…
- 魔法少女マジカルモモ:
司令官!いらっしゃいませ~!
- サレナ:
お待ちしてました。監督。
- やぁ、二人とも大変だったね。
- 魔法少女マジカルモモ:
大丈夫でしたよ。みんなよくしてくださいましたから!
- サレナ:
はい。それに……
- サレナ:
昔の私のことを知ってる人がたくさんいて、その話を聞かせてもらいましたから、
私はここにきて良かったって思ってます。 - 主人公:
- 昔の私…つまりサレナがサレナとして生まれ変わる前の彼女のことか。
- そうか…落ち着いたら俺にも聞かせてよ。
- サレナ:
はい、それはもちろん!
- 主人公:
- サレナは優しく笑った。
- サレナ:
シデンさんが中で待ってますよ。
- 魔法少女マジカルモモ:
司令官。
- ん?
- 魔法少女マジカルモモ:
司令官なら感じてると思いますが…
- 魔法少女マジカルモモ:
シデンさんは司令官のことを信じたいんだと思います。
- クノイチ・レイ
56号:
……
- うん。
- 主人公:
- 洋館の中に入ると俺たちは奥の和室へと通された。
- クノイチ・エンライ:
お待ちしておりました。殿。
- クノイチ・シデン:
……
- クノイチ・エンライ:
初代様、こちらが最後の人間様であり、オルカの総司令官を務めておられます
わたくしの殿でございます。 - 改めて初めまして。会えて嬉しいよ。
- クノイチ・シデン:
……はぁ……
- クノイチ・シデン:
シデンじゃ。
- クノイチ・シデン:
本当に人間なのじゃな。偽物であってくれれば斬り捨てたものを…
- ブラックリリス:
そんなこと、私が許しませんよ。
- 主人公:
- リリスが低い声で脅す。
- クノイチ・シデン:
ブラックリリスモデルか……
- クノイチ・シデン:
それで…?何をしに来た?
- まずはお礼を言いに。
- クノイチ・シデン:
礼?ロクのことか…?それなら通信で言ったじゃろうが。
- それでも直接言いたくて。
- クノイチ・シデン:
……わかった。
- クノイチ・シデン:
礼は受けとろう。オウカ達も返す。
- ブラックリリス:
意外とあっさりしていますね?
- クノイチ・シデン:
オウカたちがうるさいからの……もうよい。
オルカの生活がいかに幸せなのかは理解した…… - クノイチ・シデン:
そして、スミレたちが修行を疎かにして…菓子を食いながら
動画やゲームを楽しんでおるのもな… - クノイチ・ゼロ:
えっ……
- クノイチ・カエン:
うっ……
- クノイチ・エンライ:
事実ですから。
- クノイチ・シデン:
ふん……
- 主人公:
- シデンはゼロたちを見て優しく笑った。
- シデンはオルカに来ないの?
- クノイチ・シデン:
断る。
- クノイチ・エンライ:
初代様…
- クノイチ・シデン:
オウカ、これは仲間や…愛する者たちを殺された者にしか……解らぬことじゃ。
- クノイチ・シデン:
仮に…儂が鉄虫に従属しているとして…「この鉄虫は大丈夫だから信じろ」と
言われたら信じるか? - クノイチ・エンライ:
それは……話が別です。
- クノイチ・シデン:
同じじゃ……
- クノイチ・シデン:
…おぬしはその人間と鉄虫を同列に扱ったことに怒っておったな……
- クノイチ・シデン:
それは謝ろう。そこの人間は善なる人間じゃ…
- クノイチ・シデン:
それでも、儂にとってはそれだけ受け入れがたいことじゃ。
- クノイチ・エンライ:
……
- 主人公:
- 確かに…“もし”レモネードデルタの別個体がいたとして……
あの時のデルタとは違うからとオルカに受け入れるのは…無理だと思う。 - 主人公:
- そんな話……例え、ありもしない""もしもの話""だとしても……
俺はリストカットやアルキュオネたちに話すことなんて……できない。 - わかった。
- クノイチ・エンライ:
殿…よろしいのですか?
- クノイチ・ゼロ:
そうでござるよ!師匠はきっと素直になれないだけでござる!
- クノイチ・カエン:
そう、師匠、ツン。
- クノイチ・シデン:
おぬしたちなぁ……格好がつかんじゃろう……
- ははは……だけど、一つだけ……
- クノイチ・シデン:
何じゃ。
- 君の時間認識の拡張を解除させてほしい。
- クノイチ・シデン:
……
- 命令じゃなくて技術的な問題って聞いたから、一度オルカに―
- クノイチ・シデン:
それも断る。
- どうしてか聞いていい?
- クノイチ・シデン:
もう慣れた。それに…これからもここを守っていくのなら、この力は必要じゃ。
- クノイチ・ゼロ:
ですが……!
- クノイチ・シデン:
人間の施しは受けん。これが儂の答えじゃ。
わかったのならこの地を去るがよい。もう用はないはずじゃ - 主人公:
- シデンは俺をじっと見据えて言う。
- ……わかった。帰ろう、みんな。
- クノイチ・ゼロ:
……
- クノイチ・カエン:
……
- クノイチ・エンライ:
初代様…
- クノイチ・シデン:
もう話すことはない……去れ。
- クノイチ・エンライ:
……わかりました。