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Transcription
- 技術責任者:
シデンの二号機が調子悪かった理由が分かったぞ。
- ヨシミツ:
何だった?
- 技術責任者:
刻駆けの術だ。あれがうまく機能してなかった。
おそらく時間認識も1.03倍くらいにしかなってなかったはずだ。 - ヨシミツ:
そう考えるとかなり強かった気がするな?
- 技術責任者:
うーん、おそらく刻駆けの術に合わせて強化された神経や筋肉のおかげだろうな。
- 技術責任者:
それでも、くノ一を三人同時に相手にするのは無理だったってことだ。
- ヨシミツ:
それで?それは三号機を作れば問題は解決するのか?
- 技術責任者:
お前ならそう言うと思って三号機を作っておいた。
- ヨシミツ:
おお!!話が早い。
- 技術責任者:
だが、残念ながら三号機も刻駆けの術はうまく発動しなかった。
- ヨシミツ:
はぁ?
- 技術責任者:
それで一号機を調べてみたんだが…どうやらあいつだけが奇跡的な脳内バランスで
刻駆けの術を完璧に発動出来るらしい。 - 技術責任者:
だから今は一号機しかあの強さは発揮できねぇ。
まぁ当たりが出るまでシデンを作りまくるっていう手もあるけどな? 会社が倒産するまでやってみるか?ははは! - ヨシミツ:
……何かのゲームかよ……
- 技術責任者:
もちろん俺の方でもシデンの当たりの脳内バランスを探ってみるが……
今すぐはわからねぇだろうな。 - ヨシミツ:
……わかった。じゃあ、おやっさんはその当たりのバランスを探ってくれ。
- ヨシミツ:
それまでは一号機を使う。
- ヨシミツ:
命令で今までのことをなかったことにして撮影する。
- 技術責任者:
わかった。
- ヨシミツ:
頼りにしてるよ。おやっさん。
- 技術責任者:
おう。
- 技術責任者:
じゃあ、一号機を起こしてくるか。
- Cルート撮影現場
- スタッフ1:
いいかぁ!そろそろゼロとカエンを入れるぞ!
- スタッフ2:
はい!
- スタッフ3:
そっち!チンタラしてんな!そんなんじゃいつか戦闘に巻き込まれるぞ!
- ヨシミツ:
シデン、いいか。
- ヨシミツ:
ゼロとカエンに出会ってからテンゲツを倒すまでの出来事を全て忘れろ。
なかったことにするんだ。 - ヨシミツ:
いいな?
- クノイチ・シデン:
……わかった。
- クノイチ・シデン:
- 儂にとって人間の命令は不思議なものじゃった。
その言葉を聞くと、どんなおかしなことでもすんなりと受け入れてしまう。 - クノイチ・シデン:
- 「撮影状態開始」と聞くと、そこにおったはずの撮影スタッフがまるで
そこら辺の雑草のように感じて気にならなくなる。 - クノイチ・シデン:
- じゃから、ヨシミツの命令もすんなりと受け入れた。
意味が分からなかったが…受け入れた。 - クノイチ・カエン:
スミレ…逃げて、ここは、私が……
- クノイチ・ゼロ:
い、嫌でござる!また姉上を失いたくないでござる!
- クノイチ・ハガネ:
馬鹿が!どっちも死ぬんだよ!
- クノイチ・ハガネ:
カラクリ忍法!百鬼夜行!
- クノイチ・ゼロ:
ここまででござるか…
- クノイチ・カエン:
スミレ…!
- クノイチ・シデン:
そこまでじゃ。
- クノイチ・ハガネ:
!?
- クノイチ・カエン:
雷?
- クノイチ・ゼロ:
炎…?
- クノイチ・ハガネ:
私のカラクリ忍者たちが全部やられた!?
- クノイチ・ハガネ:
誰だ!!
- クノイチ・シデン:
そんなことを気にしておる場合か?
- クノイチ・ハガネ:
後ろ―
- クノイチ・ハガネ:
うぐっ……!
- クノイチ・シデン:
おぬしも…二流のようじゃな?
- クノイチ・ゼロ:
拙者たちがあんなに苦戦したハガネを一瞬で……
- クノイチ・カエン:
動き、速い、相当な…手練れ。
- クノイチ・シデン:
そう構えるな、儂はおぬしたちの味方じゃ。
- クノイチ・カエン:
味方……?
- クノイチ・ゼロ:
残念でござるが…拙者たちに味方など最初からおらぬ!
- クノイチ・シデン:
じゃろうな?
- クノイチ・カエン:
……やっぱり、敵……
- クノイチ・シデン:
(おうおう、この頃はまだ未熟で可愛かったのう)
- クノイチ・シデン:
敵だとしたら?どうするのじゃ?
- クノイチ・シデン:
おぬしたちがあれだけ苦戦していた相手を一瞬で殺した相手じゃぞ?
- クノイチ・シデン:
相手の力を見誤るな。そして、敵を見誤るな。
- クノイチ・シデン:
おぬしたちは経験がなさすぎる。
- クノイチ・シデン:
(また儂が鍛えねばならんわけか……)
- クノイチ・シデン:
儂の名はシデン。
- クノイチ・シデン:
ムラサキ流の始祖じゃ。
- クノイチ・ゼロ:
始祖…?
- クノイチ・カエン:
あり得ない。
- クノイチ・シデン:
ふぅ……
- クノイチ・シデン:
面倒臭いが、この状況ですんなり信じる方が愚かじゃな。
- クノイチ・シデン:
(まぁよい……)
- クノイチ・シデン:
じゃが……
- クノイチ・シデン:
儂のこの刀を見ればわかるじゃろう?
- クノイチ・カエン:
……炎…
- クノイチ・ゼロ:
…雷……
- クノイチ・ゼロ:
技を出すわけでもなく、ただ持っているだけで刀から雷と炎が……
- クノイチ・シデン:
おぬしたちの技は儂がこの刀…火神と雷神を振るう姿を再現するために
編み出された技じゃ。 - クノイチ・シデン:
(こやつらとの生活は楽しかったからの…)
- クノイチ・シデン:
一度戦って直に真のムラサキ流を味わってみるか?
- クノイチ・カエン:
……
- クノイチ・ゼロ:
……
- クノイチ・シデン:
ふむ。とりあえず、本当に戦おうとする馬鹿ではないようじゃな?
- クノイチ・シデン:
場所を変えるぞ。そろそろアシカガの奴らがやってくる。
- クノイチ・シデン:
- 儂の記憶は綺麗に残っておった。
- クノイチ・シデン:
- なかったこと、忘れたことにして振る舞っておったが本当に忘れてはおらん。
脳を弄ったわけではないから…… - クノイチ・シデン:
- そして、儂らは順調にツキカゲ流の忍たちを倒していき、
室町城のオウカのもとへとたどり着いた。 - クノイチ・シデン:
オウカは儂が何とかしよう。おぬしたちにはちと分が悪い。
- クノイチ・ゼロ:
わかりました。
- クノイチ・カエン:
うん…お願い、師匠……
- クノイチ・エンライ:
そんなことさせると思っているのですか?
- クノイチ・エンライ:
奥義…イカヅチ!
- クノイチ・シデン:
ふん……甘いのう……
- クノイチ・エンライ:
わたくしの技を受け止めた!?
- クノイチ・シデン:
ほら、二人とも行け。儂の強さは知っておろう。
- クノイチ・ゼロ:
師匠、気を付けて…!
- クノイチ・カエン:
いこう、スミレ。
- クノイチ・シデン:
ふん、テンゲツもアホじゃのう…
- クノイチ・シデン:
……オウカの頭から儂の記憶を消してしまうとは!
- クノイチ・シデン:
いくぞ…
- クノイチ・シデン:
おぬしが忘れた真のムラサキ流…見せてやろう。
- クノイチ・エンライ:
この…!
- クノイチ・シデン:
…たわけが!
- クノイチ・エンライ:
きゃああ!!!
- クノイチ・エンライ:
くっ……
- クノイチ・シデン:
ふん、これがおぬしと儂の差じゃ。同じ技でも威力が違う。
- クノイチ・エンライ:
……ぐっ……
- クノイチ・エンライ:
このままでは……
- クノイチ・シデン:
……まだ正気に戻らんか。
- クノイチ・エンライ:
正気……?さっきから何を言っているのか本当にわかりません。
- クノイチ・シデン:
……おぬしはテンゲツの幻術にかかっておる。
- クノイチ・シデン:
正気に戻れ、でないと儂はおぬしを殺さねばならなくなる。
- クノイチ・エンライ:
では、今まで手を抜いていたと?
- クノイチ・シデン:
そうじゃ……
- クノイチ・エンライ:
舐められたものですね……
- クノイチ・エンライ:
ですが、その油断が命取りとなるのです……ふふふ……
- クノイチ・ゼロ:
……
- クノイチ・カエン:
……
- クノイチ・シデン:
おお、スミレ、ハツナ!戻ってきたか!
- クノイチ・ゼロ:
……ふふ。
- クノイチ・カエン:
……
- クノイチ・シデン:
……おぬしたち……もしや、幻術に……
- クノイチ・ゼロ:
師匠……
- クノイチ・ゼロ:
死ねぇ!
- クノイチ・カエン:
殺す…!
- クノイチ・シデン:
くっ……!
- クノイチ・シデン:
戦わねばならぬか……!
- クノイチ・シデン:
はぁ……はぁ……はぁ……
- クノイチ・エンライ:
…
- クノイチ・ゼロ:
…し、師匠……
- クノイチ・カエン:
…スミレ……
- クノイチ・シデン:
(なぜ…儂は知らん…)
- クノイチ・シデン:
テンゲツ……!許さん!許さんぞ!!
- クノイチ・シデン:
(何がどうして…こうなった…?)
- クノイチ・シデン:
(儂が…あの子たちを殺した…?)
- クノイチ・シデン:
(こんなの…知らん…)
- クノイチ・シデン:
(あの時は…こんな……)
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今回のルートもバッドエンドですね。
VR映画の方のマルチエンディング用に必要だからいいですけど。 - ヨシミツ:
うむ。
- ヨシミツ:
とりあえず、テンゲツ戦を撮り終えたらそこでこのルートは終了だな。
- ヨシミツ:
だいたいどのあたりが分岐点かもわかってきた。
次は色々と修正してパターンを調整していく。 - AD:
了解です。次はカエンかゼロのどちらかが生き残るルートですかね?
- ヨシミツ:
そうだな。まずはゼロからいくか。
- クノイチ・シデン:
- そうやって地獄は始まった……