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Transcription
- “大戦乱~枯れ果てた室町の花~”
- 第三部、開幕―
- クノイチ・ゼロ:
ふぅ……あれでござるか。
- クノイチ・カエン:
うん。見えてきた、室町城……
- クノイチ・ゼロ:
まだ遠いでござるが……
- クノイチ・ゼロ:
あんなに大きいんですね……
拙者がいた城とは全く違うでござる…… - クノイチ・ゼロ:
あそこに姉上を洗脳し、母上を殺した憎きアシカガ将軍がいるのでござるな……
- クノイチ・カエン:
うん。
- クノイチ・カエン:
…将軍、きっと強い…
- クノイチ・カエン:
でも、大丈夫。私たち、一人じゃない。
- クノイチ・ゼロ:
姉上……
- クノイチ・ゼロ:
拙者との戦いの中で記憶を取り戻してくださって、
本当によかったでござる。 - クノイチ・カエン:
ううん…
- クノイチ・カエン:
カエン、昔の記憶、ほとんどない。
- クノイチ・カエン:
だけど…スミレを見ると、ポカポカした気持ち、思い出す。
- クノイチ・カエン:
スミレは大切な妹……それを思い出せただけ。
- クノイチ・カエン:
他に思い出せたこと、ほとんど…ない。
- クノイチ・カエン:
だから、この記憶消したこと、許さない。
- クノイチ・カエン:
カエンの最初の記憶、将軍が命令するところだった。
だから、記憶を消したのは将軍。確実。 - クノイチ・カエン:
母上は忍者一族の継承者だった…んでしょ?
- クノイチ・ゼロ:
そうでござる…
- クノイチ・ゼロ:
拙者たちの母上が忍者一族の継承者だと教えてくれたのは、
姉上でござるよ。 - クノイチ・ゼロ:
そして、母上は死んだとも言っていたでござる。
- クノイチ・ゼロ:
でも、こうして姉上は記憶を消されて生きていた……
ということは…… - クノイチ・カエン:
うん。
- クノイチ・カエン:
将軍が、カエンと同じように…母上を生き返らせて、操ってるかも。
- クノイチ・ゼロ:
アシカガ将軍…!
- クノイチ・ゼロ:
拙者がこの手で必ず討ち取り……復讐を果たす!
- クノイチ・カエン:
うん。
- クノイチ・カエン:
一緒に、戦おう。
- クノイチ・ゼロ:
城に近付くにつれ、人目も多くなってきたでござるな。
- クノイチ・ゼロ:
そろそろ屋根に上がって移動した方がよさそうでござる。
- クノイチ・カエン:
……
- クノイチ・ゼロ:
姉上?
- クノイチ・カエン:
確かに屋根、上るのが正解。
- クノイチ・カエン:
でも……
- クノイチ・カエン:
それはどの忍者にとっても同じ。
- クノイチ・ゼロ:
どの忍者にとっても…
- クノイチ・カエン:
うん。
- クノイチ・カエン:
屋根に上ったら、忍者に見つかる、かも。
- クノイチ・ゼロ:
やっぱりまだ拙者は修行が足らぬでござるな……
流石でござる。 - クノイチ・カエン:
ふふん。
- クノイチ・カエン:
カエン、くノ一歴、スミレより長い。
- クノイチ・ゼロ:
それはそうでござるよ。拙者のくノ一としての基礎は
姉上が教えてくれたのですから。 - クノイチ・カエン:
………
- クノイチ・カエン:
ごめん、カエン、覚えてない。
- クノイチ・ゼロ:
いいえ、いいんでござるよ。
- クノイチ・ゼロ:
例え覚えていないとしても拙者が覚えています。
そして、その話をして、また姉上に覚えてもらえばいいんでござる。 - クノイチ・カエン:
うん。ありがとう。やっぱりその話を聞くと…心がポカポカ、するよ。
- クノイチ・ゼロ:
姉上……
- ???:
ふん。敵の本拠地に入ってるってのに、気楽なもんだね。
- クノイチ・カエン:
!
- クノイチ・ゼロ:
うっ!?いつのまに……
- ???:
動くな。
- ???:
私に背中をとられるなんて…とんだひよっ子じゃないか。
こんなやつに負けて絆されちまったのかい?カエン。 - クノイチ・カエン:
誰……
- ???:
……あ~そっか……
- ???:
あんたは何も知らずに今まで将軍様の剣客をやってたんだから……
私らのことなんか知らないわよね。 - クノイチ・ハガネ:
私はアシカガ忍軍が一人、ハガネ。
- クノイチ・ハガネ:
残念だが、ここで死んでもらうよ!!
- クノイチ・ゼロ:
くっ…!こんなところで…
- クノイチ・カエン:
私が、させない!
- クノイチ・ハガネ:
お~っと!あぶないあぶない……!
- クノイチ・ハガネ:
流石カエン、くノ一としては二流でも、技の威力は侮れない。
- クノイチ・ハガネ:
でも……
- クノイチ・ハガネ:
お前たちはもうすでに私のカラクリ忍者たちに包囲されている!
- クノイチ・ゼロ:
カラクリ忍者!?こ、こんなに……
- クノイチ・カエン:
町の人、いない……ぜんぶ、偽物だった…?
- クノイチ・ハガネ:
ふん。そうさ、最初からカラクリ忍者よ!
- クノイチ・ハガネ:
そんなことも見抜けないなんて、やっぱり三流かぁ!
- クノイチ・ハガネ:
さあ!嬲り殺される覚悟はいいかい!