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Transcription
- ソワン:
ふふっ、あのあとご主人様とお楽しみだったそうですね?
- バニラA1:
別にそんな……あの日は…一晩中抱き合ってただけです……!
- バニラA1:
こ、こほん…
そんなことより、今日はご主人様がオルカ号に正式に乗船された日です。 やはり、このまま何もしないのは嫌です。 - ソワン:
ふむ…ではやはり……
- バニラA1:
はい、以前お話ししていた通り、ケーキを作ろうかと。
- ソワン:
そうですか…でしたらお手伝いしましょう。
- バニラA1:
……頼んでも…いいですか?
- ソワン:
もちろん。
- アウローラ:
はい!私も手伝うよ!
- ソワン:
……アウローラさん、任せていた野菜の準備は終わったのですか?
- アウローラ:
あ…えっと……必要だと思ったので、つい……
- ソワン:
……
- アウローラ:
すみませんでした。ポルティーヤさんと野菜を切ってます……
- ソワン:
冗談ですわ。みんなでケーキをつくりましょうか。
- ソワン:
私も何事もなく今日という日が終わるのは嫌でしたから。
- 司令官:
- 俺が司令官室で仕事をしていると、ドアがノックされた。
- 入っていいよ。
- 司令官:
- しかし、ドアはなかなか開かない。
- 司令官:
- 俺は立ち上がってドアを開けると、そこにはポルティーヤとアウローラが
立っていた。 - 炉端のポルティーヤ:
ご主人様…お時間よろしいでしょうか…?
- 今?うーん…まだ仕事が溜まってて……
- アウローラ:
えぇ~?ちょっとだけでもいいのでぇ……
司令官を待ってる人がいるんです…… - 司令官:
- 待ってる人?誰かいたっけ?そんなことを考えていると……
- アウローラ:
やー!
- 司令官:
- 突然アウローラがアイマスクで目隠ししてきた。
- アウローラ:
司令官、一日くらい働かなくても大丈夫だって!
- それはいいけど…どうしてアイマスク?
- 炉端のポルティーヤ:
少しだけ我慢してくださいね……
ご主人様のためなので…… - 司令官:
- 仕方なく俺はアウローラとポルティーヤに手を引かれてどこかへと向かった。
- 司令官:
- そして、しばらく歩くとどこかのドアが開く音がし、
それと同時にアイマスクが外される。 - 司令官:
- するとアウローラとポルティーヤ、ソワンが
俺を笑顔で迎えてくれた。 - 司令官:
- さらに部屋の真ん中のテーブルにはおいしそうなケーキが置かれている。
- 司令官:
- しかし、何より俺の目を引いたのは……
美しいメイド服を着たバニラだった。 - バニラA1:
いらっしゃいましたか、ご主人様。
- これは……?
- ソワン:
バニラさんがやはりご主人様の記念日を祝いたいと用意したパーティーですわ。
- アウローラ:
えへへ!急いで準備したからドレスとか着てなくてごめんね……
- 炉端のポルティーヤ:
すみません、本当はもっと豪華にしたかったんですが……
- ううん。いいんだよ。
- 司令官:
- 正直この前バニラが言ってくれなかったら今日が記念日だったことも忘れていた。
- 司令官:
- もう一年が過ぎたのか…
- 司令官:
- 俺との出会いを祝おうとしてくれる彼女たちの気持ちが本当に嬉しい。
- 司令官:
- 俺はゆっくりと近づいた。
- …バニラ。
- バニラA1:
ふふ…食品サンプルじゃありませんよ……本物のケーキです。
- バニラA1:
…あ、あの時のチョコケーキみたいな既製品でもないですからね。
- バニラA1:
こんな美味しいケーキ、ご主人様のお子様なお口には
もったいないかもしれません…… - バニラA1:
感謝して召し上がってください。
- 司令官:
- バニラはいつもの調子でそう言うが……
- 司令官:
- これ以上ないほどの優しい笑みで俺を見つめていた。
- ふふ…ありがたくいただきます。
- 司令官:
- 俺はケーキを一口食べる。
まろやかで、口の中でとろける優しい味だ。 - おいしい!
- バニラA1:
…当然です。ご主人様のお粗末なお口に合うように計算していますから。
- ソワン:
それにしてはずっと美味しいかどうか心配しながら作っていましたわね?
- バニラA1:
は、はぁ?何を言ってるんですか?
- アウローラ:
ね?私言ったでしょ?すっごく美味しいって!えへへ!
- 炉端のポルティーヤ:
ご主人様、本当におめでとうございます。そして、ありがとうございます。
今年はこんな風にささやかですけど…ご主人様への感謝はいっぱいです。 - 司令官:
- ガッカリしないようにあえて明るく振る舞っているみんなを
俺は一人ずつ抱きしめた。 - みんな、ありがとう。
- 司令官:
- そして、最後に俺は今日のパーティーを主催してくれたバニラを抱きしめる。
バニラは特別にみんなよりも長く抱きしめてあげた。 - バニラA1:
みんなが見てるので、それくらいにしてください……
- バニラ…本当にありがとう。
- 司令官:
- バニラはしばらく恥ずかしがったあと顔を上げる。
- バニラA1:
こちらこそ…ありがとうございます…ご主人様……
- 司令官:
- バニラは小さく深呼吸をして慎重に続けた。
- バニラA1:
…ご主人様に…
- バニラA1:
私のご主人様を想う気持ちを伝えたかったんです。
- バニラA1:
いつも気持ちを伝えてくださるご主人様みたいに……
- バニラA1:
私も…素直に……伝えたかったんです……
- 司令官:
- バニラは涙を必死にこらえ、俺に微笑みかけた。
- バニラA1:
ご主人様…好きです……
愛してます……ずっと…私たちといてください…… - バニラA1:
この世の……最後まで……
- うん、ずっと一緒だよ。
- 司令官:
- 俺はみんなを抱き寄せた。
- この世の最後まで……
- 司令官:
- こんな俺をこうやって深く愛して…信じ続けてくれるみんなのために…
俺はこれからも前に進み続ける。