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Transcription
- LRL:
ふっふっふ…!沈黙の悪魔よ!今日こそ悪竜の呪いを解き!
そなたを救ってやろう! - メルト:
……
- T-19ピクシー:
ねぇ、どうして私が参加させられてるの……?
- LRL:
余の眷属、白き野獣は真の姿へと覚醒した!その名も……
- T-19ピクシー:
ライアン。
- LRL:
ライアンじゃなくて!もっとカッコイイ名前にして!
白き野獣が覚醒して得た真名! - T-19ピクシー:
ライアン。
- LRL:
ふぇぇ……!眷属ぅ!眷属からも何とか言って!
- 主人公:
- 俺は仕事の休憩がてら、LRLとピクシー、そしてメルトが遊んでいるのを
見守っていた。 - 主人公:
- ピクシーはLRLの遊びに付き合う性格ではないようだ。
- T-19ピクシー:
余った時間でこのダメ武器の手入れをしようと思ってたのに……
- 整備はグレムリンに任せてるんじゃないの?
- T-19ピクシー:
いくら整備しても戦場でジャムるんです……
本当にクソです、クソ! - T-19ピクシー:
人間はバカばっかですよ!何考えたらこんな銃……
…あ!司令官のことじゃなくて、滅亡前の人間のことを言いたかっただけです…… - 主人公:
- ピクシーはヴァルハラにしてはあまり見ないタイプの性格をしているので
見てるだけで面白いな。 - メルト:
『ごめんなさい、ピクシーさん。
予定があったのならLRLさんを止めるべきでした』 - T-19ピクシー:
え?気にしないでください。
…このクソ銃が悪いだけですので…… - T-19ピクシー:
ていうか、本当に不便そうですね。
文字だけのやりとりだとニュアンスとか伝わらなくて誤解されそう。 - LRL:
だから余が呪いを解こうとしてるの!!
- T-19ピクシー:
はいはい、呪い呪い。
- T-19ピクシー:
ドクターなら何とかなりそうだけどな……
- LRL:
もう!ピクシーお姉ちゃん嫌い!
- 主人公:
- 俺は頬を真っ赤にして膨らませるLRLの頭を撫でてあげた。
- 主人公:
- でも…確かにピクシーの言う通り、
ドクターならメルトの能力を弱めることができるかもしれない。 - メルト:
『私は受け入れてくださっただけで幸せです。
これ以上迷惑をおかけするわけにはいきません』 - 迷惑じゃないよ。それがドクターの仕事なんだから。
- メルト:
……
- メルト:
『ありがとうございます。でも大丈夫です』
- LRL、ちょっとメルトを借りてもいい?
- LRL:
本当は悪竜との戦いに備えるつもりだったのだが……特別に譲るとしよう!
- 主人公:
- そういうわけで、メルトと一緒に俺の部屋へ向かった。
- 主人公:
- LRLのおかげか、初めて会った頃に比べれば心を開いてくれてるようだが、
やはりまだ壁を感じる。 - 主人公:
- だから、一度ちゃんと向き合って話してみようと思った。
- 主人公:
- 部屋に入ると、さっきまでメルトの監視についていたポイが
俺のベッドに流れるように潜り込んだ。 - …ポイ?
- ポイ:
ベッドの中に不審者がいないかチェック中で~す。
- 主人公:
- ポイはそのまま布団の中でモゾモゾと何かをしはじめた。
- メルト:
……
- 主人公:
- しばらくポイを見守ったが、一向に終わる気配がない。
- 主人公:
- 仕方ないので俺が大きめの音で咳払いをすると、
ポイは何食わぬ顔で布団から出てきて服装を正した。 - ポイ:
すみませぇん……ご主人様の匂いがすごく良くて……つい……
- メルトと二人っきりで話したいから外で待っててくれる?
- ポイ:
ミャッ?二人っきりですか?それは難しい相談ですぅ。
- 大丈夫、サングラスも耳栓もしてる。
- ポイ:
で、でも……もし何かあったら……
- 大丈夫だから、少しの間だけドアの前で待ってて。
- ポイ:
うーん……わかりました……
- ありがとう。
- 主人公:
- ポイが渋々部屋から出ると、俺は乱れたベッドを綺麗にしてメルトを座らせた。
- 主人公:
- そして、俺が目の前の椅子に座ると、メルトはすぐに目を合わせることが
できずに下を向いた。 - メルト:
『オルカの皆さんはあなたを信じているのですね』
- そうだね。一緒に色んなことを乗り越えてきたから。
- メルト:
『あなたもオルカの皆さんを信じているのですね』
- メルト:
……
- 主人公:
- 俺は相変わらず下を向いたままでいるメルトの頬に両手で触れた。
- メルト、人と話す時は目を合わさなきゃ。
- メルト:
……!?
- 主人公:
- メルトは顔を赤くして、手をジタバタとさせた。
- メルト:
……!?!?
- メルト、俺は大丈夫。
- メルト:
……
- だから、目を合わせて話そう。
- メルト:
……
- 主人公:
- 俺の言葉を聞くと、メルトはゆっくりと目を合わせた。
- 主人公:
- しかし、目を合わせたのも束の間、メルトはすぐに下を向いてしまい、
パネルに文字を書き始めた。 - メルト:
『ごめんなさい。やっぱり無理そうです』
- でも、今ので催眠にはかからなかったでしょ?
- 主人公:
- そう言うとメルトの呼吸は少し早くなった。
- 主人公:
- そして、メルトは呼吸を落ち着かせるように胸に手を当て、
またパネルに文字を書き始める。 - メルト:
『人間様の目をまっすぐ見つめたのは久しぶりです』
- メルト:
……
- メルト:
『今、すごくうれしいです』