

シーンビューアの使い方
- 背景画像・セリフ下のNEXT・選択肢をクリックでセリフ送り
- 過去のセリフの選択肢・BACKをクリックでログジャンプ
Transcription
- 主人公:
- メルトとポイの戦闘の相性はかなり良かった。
- 主人公:
- メルトが声で敵AGSの動きを止め、ポイがその隙に飛びかかって
難なく制圧している。 - メルト:
ゲホッゲホッ!
- メルト、大丈夫か!?
- メルト:
(こくり)
- ポイ:
本当に大丈夫なの!?…口からすごい血が出てるけど……
- メルト:
……
- 主人公:
- ポイの言う通り、メルトの口元は血塗れになっていた。
メルトはもう限界だ。 - LRL:
本当に大丈夫……?
- メルト:
……
- ポイ:
メルト、危ない……!
- ポイ:
アゥッ…………!
- ポイ!
- メルト:
……!
- ポイ:
かすっただけです……申し訳ありません。
ご主人様を守らないといけないのに…… - いや、メルトを守ってくれてありがとう。
- メルト:
……
- ポイ:
大丈夫だから…気にしないで。ほら、立って。
- メルト:
……
- ポイ:
私はご主人様を守らないといけないんだから……
そんなところにじっとしてないで早く。 - メルト:
……
- 主人公:
- ポイは手を差し出し、メルトはそれを掴んで立ち上がった。
- メルト:
……
- ポイ:
疑っててごめんなさい。
- ポイ:
私はあなたを信じるから。一緒にご主人様を守って。
- メルト:
(こくり)
- 主人公:
- メルトがうなずくと同時にポイはAGSに向かって駆け出した。
- 主人公:
- それからメルトとポイはかなりの量のAGSを破壊したが……
敵の勢いは衰えることなく、二人の体力だけが消耗していった。 - ポイ:
はぁ……お姉さんがいれば……こんなことにはならないのに……
- メルト:
……
- ポイ:
うん?後ろに……下がれって……?
- ポイ:
え?メルト……何をしようとしてるの……?
- メルト:
……
- 主人公:
- メルトは迫りくる大量のAGSたちの前に出て、
俺たちに背中を向けたまま耳を塞ぐように合図した。 - メルト!?
- メルト:
これしかありません。だから、皆さん…しっかりと耳を塞いでいてください…
- メルト:
私の声の出力を極限まで引き上げます!
下手をすると脳神経が傷ついてしまいます……! - 主人公:
- 俺とポイ、そしてLRLは両手で力いっぱい耳を塞いだ。
すると、メルトはこちらを振り向く。 - メルト:
司令官様、本当にありがとうございました。
- ……
- 主人公:
- 何も聞こえなかったが、
メルトが何かを言っていることだけはわかった。 - メルト:
私は……人を癒すために作られたバイオロイドです。
- メルト:
ですが、実際は人を壊して生きてきました……
- メルト:
……だから、壊したくなかったのです。
司令官様を…… 司令官様を愛しているバイオロイドたちの人生を…… - メルト:
本当は私の声を聞いてほしいです。
- メルト:
伝えたいことがたくさんありました。
- メルト:
信じてくれて感謝していること……優しくしてくれて嬉しかったこと……
- メルト:
この言葉を直接声で伝えられなかったことだけが心残りです……
- メルト:
もし、生き残れたら……司令官様とお話ししたいです。
- 主人公:
- メルトはAGSの方に向きなおり、マスクを操作した。
- 主人公:
- そして大きく息を吸い……
- メルト:
アアアアアアアアアーーーーーーー!!!!!
- 主人公:
- メルトのマスクから彼女の体が押し返されるほどの衝撃波が発生した。
- 迅速のカーン:
(何が起きた!?)
- ブラックリリス:
急ぎましょう!!
- エリー・
クイックハンド:
はぁ、はぁ……カーン隊長!リリス警護隊長!
- 迅速のカーン:
あれは…司令官に同行していたエリーか。
- エリー・
クイックハンド:
今、司令官様が包囲されていますわ……!早急に救助をお願いいたします!
- ブラックリリス:
ご主人様は無事なのですか!?ポイは!?
- エリー・
クイックハンド:
恐らく今、メルトさんと一緒に戦っているはずですわ!
今の音もメルトさんかと思います! - ブラックリリス:
メルトと一緒に…!?
- 迅速のカーン:
どうやら警護隊長の杞憂だったようだな?
- T-19ピクシー:
でも、二人で戦ってるのなら急いで合流しなければ…!
- 迅速のカーン:
ああ。ピクシー、エリーをレオナのところに連れて行ってやってくれ。
- T-19ピクシー:
分かりました!カーン隊長!
- ブラックリリス:
……
- 迅速のカーン:
自責はあとにしろ警護隊長。今は時間がない。
- ブラックリリス:
そうですね。カーンさん。