シーンビューアの使い方

  1. 背景画像・セリフ下のNEXT・選択肢をクリックでセリフ送り
  2. 過去のセリフの選択肢・BACKをクリックでログジャンプ
主人公
- それから数日が過ぎた。隊員たちにはメルトとの接触をなるべく避けるように指示していたせいで、メルトはいつも一人で過ごしていた。

Transcription

  1. 主人公:

    - それから数日が過ぎた。隊員たちにはメルトとの接触をなるべく避けるように指示していたせいで、メルトはいつも一人で過ごしていた。

    1. オルカはどう?
  2. メルト:

    ……

  3. 主人公:

    - メルトはいつものようにパネルに文字を書き始めた。

  4. メルト:

    『皆さん良い方で、快適に過ごさせてもらっています』

    1. 退屈だったり、寂しかったりしない?
  5. メルト:

    『大丈夫です。私もその方が助かります』

  6. 主人公:

    - どうやらメルト自身も隊員になるべく接触しないようにしているみたいだ。

  7. 主人公:

    - しかし、一言も喋らずにパネルで会話をするのは大変じゃないんだろうか?

    1. 喋ってもいいんだよ?マスクしてれば大丈夫なんでしょ?
  8. 主人公:

    - 資料によれば、マスクをしていれば自分の意に反して洗脳したり傷つけたりすることはないらしい。

  9. メルト:

    『それでも万が一があったら大変なので』

  10. 主人公:

    - 俺は返事をする代わりにメルトの隣に座った。 するとメルトは横にズレて目を伏せた。

  11. メルト:

    『どうか少し離れてください』

  12. 主人公:

    - 俺は手で「パネルを貸してほしい」とジェスチャーした。メルトは少し悩んだ後、パネルを渡してくれた。

  13. 主人公:

    - そして、俺は貸してもらったパネルに文字を書いた。

    1. 『俺もこうやって話すよ』
  14. メルト:

    『司令官様がそんなことをする必要はありません』

    1. 『どんな感じなのか体験してみようと思って』
  15. 主人公:

    - 俺がそう返事すると、メルトは震える手で文字を書いた。

  16. メルト:

    『私に気を使わないでください』

    1. 『俺がしたいと思ったからしてるだけだよ』
  17. メルト:

    ……

  18. メルト:

    『あなたは本当に優しいのですね。滅亡前の人間様とは比べ物にならないくらいに』

  19. メルト:

    『比べるのも失礼でした。すみません』

  20. 主人公:

    - メルトがこっちを見ていたので、俺が目を合わせようとすると……

  21. 主人公:

    - サッとパネルで遮られた。

  22. メルト:

    『目を合わせようとしないでください』

    1. 『サングラスしてるから大丈夫だよ』
  23. メルト:

    『それでもです』

  24. 主人公:

    - メルトはすぐに文字を消して、また新たに文字を書き始めた。

  25. メルト:

    『もう行きます。貴重な時間をいただいてしまってすみません』

  26. 主人公:

    - メルトは深々と頭を下げると逃げるように去っていった。今までもあんな風に人を避けて生きてきたんだろうか?

  27. ブラックリリス:

    ご主人様……メルトの言う通りです。近づきすぎです。

  28. 主人公:

    - 俺の警護をしていたリリスが眉をひそめながら言う。

  29. ブラックリリス:

    それに…ご主人様のご厚意をあんな風に避けて……リリスはそれを見るだけで……奥歯が砕け散りそうです……!!

  30. LRL:

    ふっふっふ……眷属よ。何やら悩んでおるようだな?

  31. 主人公:

    - その声の方を見ると、LRLが腕組みをして立っていた。

    1. LRL?どうした?一人か?
  32. LRL:

    うむ、今日は白き野獣からある情報を得て単独で諜報活動をしていた!

    1. 白き…ああ、アルヴィスか。
  33. LRL:

    あれが沈黙の悪魔か?眷属よ。

    1. 沈黙の悪魔……
  34. 主人公:

    - ああ、メルトのマスクと角のような装備を見て悪魔だと思ったのだろう。

  35. LRL:

    何やら苦悩している様子だった……余の権能であの悪魔の悩みを解決してみせよう!

  36. ブラックリリス:

    ふふ、LRLは優しいわね。

  37. LRL:

    だって…ずっと寂しそうな顔してたから……

  38. LRL:

    オルカに来たらみんな嬉しそうな顔をするのに……余が一緒に遊んであげたら楽しくなるよね?

  39. ブラックリリス:

    そうかもね。でも、脳が溶けちゃうかも?

  40. LRL:

    余の体は何人にも傷つけられはしない!

  41. LRL:

    ……え?脳が溶けるの……?

  42. ブラックリリス:

    だから、ダーメ。

  43. 主人公:

    - 俺たちがメルトに接触しないようにしているわけだが……LRLの言う通り、さっきのメルトはとても寂しそうに見えた。

  44. 主人公:

    - このオルカで一言も発することなく一人でいることが……本当に正しいのだろうか?

    1. LRLはメルトと友達になってくれる?
  45. ブラックリリス:

    ご主人様……もしLRLが洗脳されたら……

    1. この状況じゃメルトもオルカに来た意味がないでしょ。
  46. ブラックリリス:

    そうですけど……

    1. これはいじめてるのと変わらないよ。
  47. LRL:

    うむ!誰かをわざと無視したりするのはダメだって真祖のお姉ちゃんも言っていたのだ!

  48. ブラックリリス:

    ……LRL?いじめているわけではないのよ……?

  49. ブラックリリス:

    はぁ……でも分かりました、ご主人様。ここは“オルカ”ですものね……

    1. ありがとう。
  50. LRL:

    ふっふっふ……!ならば余が沈黙の悪魔の最初の友達になってやろう!

    1. うん、頼んだよ。LRL
  51. LRL:

    任せよ!!