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Transcription
- 指揮AIフギン:
ムニン、艦隊への合流を確認。
作戦の最終検証開始。 - 指揮AIフギン:
風向北東、風速20.5m/s、気圧1023.3hPa、湿度64.0%、気温19.5℃、
水温24.0℃、海面状況良好。 - 指揮AIフギン:
6時間以内に急激な気象状況悪化の可能性なし。
- 指揮AIムニン:
熱画像観測装備をはじめとした観測装備異常なし、使用可能。
- 指揮AIムニン:
慣性航法装置の正常作動を確認。
- 指揮AIフギン:
衛星航法装置の正常作動を確認。
- 指揮AIムニン:
全艦隊遠隔制御システム良好。
- 指揮AIフギン:
作戦進行可能。
- 指揮AIムニン:
確認。作戦を開始せよ。
- マーリン:
……………………………
- マーリン:
このA.I.たち……めっちゃ喋るな!?
- マーリン:
アザズがデルタの旗艦を復元したのはいいけど、A.I.まで再現するなんて……
- 指揮AIフギン:
肯定。フギンとムニンは解体者アザズによって完璧に再現された。
- 指揮AIムニン:
さらに、オルカの技術力によってオリジナルに比べて性能が48%向上。
- 指揮AIフギン:
用途不明の機能も多数追加。
- 指揮AIムニン:
今のムニンとフギンに敵なし。
- マーリン:
あはは!すごい自信じゃん。
ネアズ海峡ではオルカにボコボコにされてほぼ何も出来ずに沈没したって 聞いてるから頑張ってね! - 指揮AIフギン:
……
- 指揮AIムニン:
……
- マーリン:
あれ?もしかして地雷踏んだ?
- 指揮AIフギン:
オルカの完璧な戦略に敗北したことは事実。
しかし、今は違う。 - 指揮AIムニン:
当時とは違いムニンには向上した性能、新たに取得した情報、優れた指揮官、
そして、同じく性能が向上したフギンがいる。負けることはない。 - マーリン:
仲良しだね~。なんか姉妹っぽい。
- マーリン:
あっ、どっちがお姉ちゃんなの?
- 指揮AIフギン:
……
- 指揮AIムニン:
……
- 指揮AIフギン:
質問の意図、不明。
- 指揮AIムニン:
ムニンとフギンはA.I.であり、艦。
人間やバイオロイドたちに見られる関係性はムニンたちには適用されない。 - マーリン:
そうなの?でもさ、ほら、姉妹艦とか言うじゃん?
どっちが先に竣工したとかあるんじゃない? - 指揮AIフギン:
そういう意味なら、フギンがムニンより1時間早く竣工した。
- マーリン:
へー、じゃあフギンがお姉ちゃんじゃん。
- 指揮AIムニン:
反論。一部メディアによれば、姉というものは妹より優れた能力を持つ。
スペックから計算するとムニンはフギンより性能が1.8%優れている。 - 指揮AIムニン:
結論。「お姉ちゃん」という称号はムニンに適用される。
- 指揮AIフギン:
……
- 指揮AIムニン:
……
- 指揮AIフギン:
提案。作戦を開始する前にまずはこの議論について結論を出すべき。
- 指揮AIムニン:
肯定。円滑な作戦進行の為にも結論を出すべき。
- マーリン:
……
- マーリン:
ちょっとうるさいけど…まぁ退屈はしなさそうかな……?
- 同時刻、ポセイドンの旗艦アナイアレイター
- レモネードガンマ:
状況はどーだ?
- メローペ:
敵はここから250km地点で停止しています。
- レモネードガンマ:
250kmなら有効射程距離だろ?何で撃たねぇ?
今さらデルタにビビったか? - メローペ:
そんなんじゃ……
- レモネードガンマ:
…………ふん。なるほど……
- レモネードガンマ:
やっぱりお前はガキだな。
- レモネードガンマ:
最後の最後でそれかよ。時間が経てば少しはマシになるかと思ったがよォ……
- レモネードガンマ:
言ってやろうか?お前は迷ってんだ。
勝つとか負けるとかじゃなく…… - レモネードガンマ:
誰かの力を借りて復讐しようとしてるっつーことに…
- レモネードガンマ:
お前は復讐のために“ここ”にいるんじゃねぇのか?ア?
- メローペ:
……
- レモネードガンマ:
甘えるな!メローペ!!!
- メローペ:
……!
- レモネードガンマ:
そんなことで止まるような奴を副官にした覚えはねェぞ!
- レモネードガンマ:
やりてェことをやれ。そのために使えるものはすべて使え。
- レモネードガンマ:
答えろ。今お前の手には何がある?
あの時のお前と違って、今のお前は何を持ってる? - メローペ:
…ポセイドンインダストリーの力を…持っています……
- レモネードガンマ:
そうだ。それは“お前が一番やりてェことをやれる力”だ。
- メローペ:
一番やりたいこと……
- ???:
メローペちゃん!えっ!ガンマ様も!?あわわわわ…!んキャー!?ぶへっ!
- ???:
うう…いたた……ふえ!鼻血が……
- レモネードガンマ:
ロデー?よく転ぶなお前……
どうしたんだ?そんなに慌てて。 - ロデー:
あ、すみません…えへへ…!ってメローペちゃんに報告したいことがあって!
- レモネードガンマ:
ほう?そうか。その前に一つお前に聞いていいか?
- ロデー:
あ!はい!ど、どうぞ!
- レモネードガンマ:
今回の戦闘についてどう考えてる。
- ロデー:
今回の戦闘について…と言われましても……
ロデーはあんまり事情を知りませんけど…… - ロデー:
でも、メローペちゃんにとっては大切な戦いだってことはわかります!
だから、ロデ―はメローペちゃんの力になりたいって思ってます! - レモネードガンマ:
ふむ……そりゃ何でだ?
- ロデー:
ええ……何でって……
それはロデーがそうしたいからです! - レモネードガンマ:
カハハハハッ!やりてェことをやる!それでこそポセイドンのバイオロイドだ!
- レモネードガンマ:
そーゆーこった、チビ。
- レモネードガンマ:
そして、ポセイドンは上の奴がやろうとすることに従わねー奴はいねェ。
- メローペ:
それはただの職権濫用じゃないですか。
- レモネードガンマ:
それもまたポセイドンの強さだ。
- メローペ:
……ふぅ……
- レモネードガンマ:
ふん。やっと目つきが戻ったな。
- レモネードガンマ:
そうだ。その目が見たかった。
- レモネードガンマ:
やっぱり似てる……あの頃のアイツとよ……
- レモネードガンマ:
んじゃあ、私は約束通り舞台を用意した。あとはお前がやれ。
どこまでできるか見せてみろ。私が手伝うことはねェ。 - メローペ:
……
- メローペ:
(…マイアお姉ちゃん…)
- ロデー:
メローペちゃん、またそのペンダントを見てますね?
- メローペ:
……うん。大切な人にもらった大切なものなんだ……
- ロデー:
…あ、あの…えっとえっと……メローペちゃん!
よく分かりませんけど…!メローペちゃんならきっとできます! - メローペ:
…ありがとう。
- メローペ:
ロデー、それで報告って?
- ロデー:
あ!そうでした!ご命令通りにヨーロッパ近海まで偵察してきました!
確認したところ、デルタの艦隊に増援はなさそうです! - メローペ:
お疲れ様。じゃあ、もうすぐ戦闘も始まるから配置に―
- ロデー:
あ、それだけじゃないんです。メローペちゃん。
- メローペ:
……?
- ロデー:
ロデーは北部戦線にずっといたので、
今回他の場所に行くのは初めてだったんですが…… - ロデー:
おかしな通信を傍受しまして……えっと、あれってラジオって言うんですかね……
- メローペ:
ラジオ……?
- ロデー:
メローペちゃん、“最後の人間”って知ってますか?
- 同時刻、デルタ艦隊の旗艦フギン
- 指揮AIフギン:
報告。ポセイドン艦隊が動き出したことを確認。
- マーリン:
よーし!やってみよー!この作戦を成功へ導くよ!
- 指揮AIフギン:
否定。その理論は滅亡以前でも一般的なケースではなく、
現状に適用することは難しい。 - 指揮AIムニン:
反論。一般的ではないがオルカでは幅広く適用されているケースである。
根拠としては十分。 - マーリン:
もう、君たちよぉ……!報告とディベートを同時進行でやるな!
ややこしいわ! - 指揮AIフギン:
意見。マーリン作戦参謀の質問が発端であり、
誰が姉かは本作戦を遂行する上で非常に重要な内容。 - 指揮AIムニン:
肯定、この事案は早急に解決しなければ、
作戦遂行能力が42%減少する可能性あり。 - マーリン:
オルカのA.I.ってどうしてこんななの……?
うーん……じゃあ、こうしよう! - マーリン:
今回の作戦でより優秀な成果を出した方がお姉ちゃんってことでどう?
うん!わかりやすい! - 指揮AIフギン
指揮AIムニン:
賛成!!
- マーリン:
仲良いな……
- マーリン:
とにかく、どっちがガンマ隊長の副官に相応しいか勝負だよ!メローペ!