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Transcription
- 主人公:
- そして、ガンマに宣戦布告すると約束していた日がやってきた。
- 主人公:
- 演技だとはいえ、あのガンマに宣戦布告をするということで、
オルカの空気はピリついている。 - アルマン:
ーー以上、すべての準備が完了しました。
あとはガンマに直接通信を繋いで宣戦布告するだけです。 - テイラー・
リストカット:
なんとか間に合ったわね。
- アルファの方は…上手くいったの?
- テイラー・
リストカット:
もちろん。
- テイラー・
リストカット:
言ったでしょ?仕事を引き受けた以上は完璧にやるって。
- テイラー・
リストカット:
最後にリハーサルしたけど、あまりにもデルタで一瞬殺意が湧いたわ。
- それはそれでダメでしょ…
- テイラー・
リストカット:
とにかく、誰が見ても今のアルファはデルタよ。私が言うんだから間違いないわ。
- アルマン、今回の作戦をどう予測してる?
- アルマン:
……
- アルマン:
もし、今回の戦闘が演技ではなく実際の総力戦だった場合、
オルカが勝利するでしょう。 - アルマン:
ヨーロッパと南米を手に入れたオルカは非常に強大な勢力として
成長していますから。 - アルマン:
残ったレモネードたちと同時に戦って勝利するのはまだ難しいですが、
一対一であればポセイドン相手でも間違いなく勝つことができます。 - アルマン:
ただ……
- こっちの被害を考えなければ…だよね?
- アルマン:
はい、そうです。
- アルマン:
ポセイドンインダストリーの創設者、アレクサンドロス・C・パットン…
レモネードガンマを生み出した人物であるだけに、 まさに戦争狂、弱肉強食という言葉が相応しい性格の人物でした。 - アルマン:
ポセイドンインダストリーのモットー……
“海を制する者が世界を制する” - アルマン:
それを証明するかのように、ポセイドンインダストリーは最強の海軍戦力を
保有しています。 - アルマン:
圧倒的な物量と火力という典型的な大艦巨砲主義ですが、
そのシンプルさ故に簡単に揺らぐことはありません。 - アルマン:
そんな相手と総力戦を行えば……
いえ、総力戦でなくとも…… - アルマン:
今までのように犠牲者を出さずに勝利するというのは難しいでしょう。
- アルマン:
陛下もそれをよくわかっているからこそ、
犠牲者が最も出にくい艦隊戦を選択された…… とても陛下らしい判断です。 - アルマン:
あっ…話が少し逸れてしまいました。
…とにかく今回の作戦は私たちオルカがデルタの艦隊として、 適切なタイミングで敗北することが目的ですが…… - アルマン:
陛下の思惑通りに事が運ぶと思います。
- テイラー・
リストカット:
よかったわね。じゃあ、私は先に行って準備しておくわ。
- ありがとう。
- テイラー・
リストカット:
それ、妹たちにも後で言ってあげて。
- わかった。
- テイラー・
リストカット:
あ、でもクロスカットには言わなくていいわ。
あの子は小説のネタになるってメモ取ってるだけだったから…… - ……
- テイラー・
リストカット:
ふふっ……あの子の新作にご期待くださいってことね。
- テイラー・
リストカット:
……
- テイラー・
リストカット:
まぁ、とにかくオードリーとオリビアは司令官がケアしてあげて?
- テイラー・
リストカット:
精神的にキツかっただろうから。
- うん。三人にはすまないと思ってるよ。
- テイラー・
リストカット:
だから、クロスカットには……
- テイラー・
リストカット:
……って、そういうこと?それ、私も入ってるのね?
相変わらず、優しいわね。 - テイラー・
リストカット:
今回の作戦を聞いた時、デルタの役を演じるのは私が
一番相応しいんじゃないかって思ったの。 - テイラー・
リストカット:
オルカにいる誰よりも…私が一番似てるって感じたから……
- リストカットとデルタが?
- テイラー・
リストカット:
知ってるでしょ?同じテイラーでも私とクロスカットは全く違う。
- テイラー・
リストカット:
ほぼ一世紀もそばにいて影響がない方がおかしいのよ。
- テイラー・
リストカット:
元の私がどんな性格だったかなんて思い出せない。
最初から“こう”だったとさえ思ってる。 - テイラー・
リストカット:
デルタは残酷なことを嬉々としてやる本当に最悪な女だったわ。
- テイラー・
リストカット:
でも、妹たちを救うためって言いながら平気な顔をして殺していた私と
何が違うの? - テイラー・
リストカット:
だから私にはすまないって思わなくていいから。
- ……
- リストカット。
- テイラー・
リストカット:
何…―きゃン!?
- 主人公:
- 俺はリストカットに黙って近づき、額を軽くデコピンした。
- 主人公:
- リストカットは本当に驚くと、いつもの姿からは全く想像できないほど
可愛い声を出す。 - デルタはそんな可愛いリアクションしない。
- 主人公:
- いつもの皮肉だとしても、リストカットとデルタが似てるわけがない。
- 主人公:
- 今のリストカットになら、さっきの言葉だけで伝わったはずだ。
- 主人公:
- それでもあえて伝えるとすれば……
- それにそんな優しさも持ってないでしょ?デルタは。
- テイラー・
リストカット:
……
- テイラー・
リストカット:
そうね。その通り……
- テイラー・
リストカット:
あはは……あなたがいつもよりカッコよく見えちゃったわ。
これ、今夜は我慢できないかも? - 順番は守ってください。
- テイラー・
リストカット:
まぁ、仕方ないわね。一週間分くらい整理券とっておこうかしら。
- 主人公:
- リストカットはいつもの皮肉っぽい笑みを浮かべた。
- E-16タロンフェザー:
カメラセッティング完了。
- E-16タロンフェザー:
ポセイドンからの通信信号を確認。
- E-16タロンフェザー:
いつでも繋げられます。
- 主人公:
- ポセイドンに宣戦布告する準備は整った。
- 主人公:
- この通信が繋がったら、いよいよ戦いが始まってしまう。
- アルファ、準備はいい?
- レモネードアルファ:
私はデルタ…私はデルタ…私はデルタ……
- レモネードアルファ:
……いいわ。
- 主人公:
- 一瞬にしてアルファの雰囲気が変わった。
- …じゃあ始めよう。
- レモネードデルタ:
……はぁ……
- レモネードデルタ:
ごきげんよう、ガンマ。