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Transcription
- 主人公:
- その後も俺たちは何度かAGSたちと遭遇、戦闘を行った。
- AG-2Cセイレーン:
敵が来る気配はありません。ここは安全だと判断します。
- AG-2Cセイレーン:
警戒を緩めることはできませんが、休憩くらいは出来ると思います。
- P-3Mウンディーネ:
うう…疲れた……こんな重労働、私には似合わないわ……
肌にも悪いわよこんなの…… - AG-1ネレイド:
ウンディーネは運動不足なんだよ!ネリみたいに毎日運動してたら大丈夫!
- P-3Mウンディーネ:
ぐぬぬっ…!
- P-3Mウンディーネ:
うぅ…反論する気力すら出ないわ…そうです…私は運動不足です。
か弱い乙女よ…… - AG-1ネレイド:
おお!ついに認めた!これからはネリと一緒に鍛えようね!
- P-3Mウンディーネ:
そもそも警備AGSがこんなにいるのがおかしいのよ~!
ただのシェルターじゃなかったの!? - AG-2Cセイレーン:
…私もそれについて考えていました。
- AG-2Cセイレーン:
最初はシェルターだと思っていましたが……
- AG-2Cセイレーン:
施設内部の状態と度重なるAGSの攻撃で確信しました。
- AG-2Cセイレーン:
ここは滅亡後も誰かに管理されていた、もしくは作られた何らかの施設です。
- AG-2Cセイレーン:
そして、ここの主は私たちを歓迎していない。
- AG-2Cセイレーン:
今もどこかで見ているかもしれません。
- AG-2Cセイレーン:
……
- AG-2Cセイレーン:
トリアイナさん、ちょっといいですか?
- トリアイナ:
ん?なになに?
- AG-2Cセイレーン:
司令官にも申し上げますが、今回の冒険を提案したトリアイナさんに
先に話すのが筋だと思います。 - AG-2Cセイレーン:
私たちの今回の目的は、トリアイナさんが発見した謎の信号の調査です。
- AG-2Cセイレーン:
そして、この施設を発見し、ここから発信される信号の正体を確かめるために
内部に入りました。 - AG-2Cセイレーン:
しかし、ここには警備AGSがおり、戦闘が発生。
- AG-2Cセイレーン:
……今、敵の正体、目的も不明なまま、
あと何回起こるかわからない敵襲を警戒している状況です。 - AG-2Cセイレーン:
私はこれ以上の冒険続行は危険だと判断します。
- AG-2Cセイレーン:
ですので……申し訳ないのですが……今回の冒険は……
- トリアイナ:
うん!じゃあ帰ろうか!
- AG-2Cセイレーン:
……え?あっ…はい!
- トリアイナ:
何で驚いてるの?帰ろうって話をしてたんじゃないの?
- AG-2Cセイレーン:
それはそうですけど……いいんですか……?
その……まだ目的は達成してないわけですし…… - トリアイナ:
それは残念だけど、だからって無理するつもりはないよ。
- トリアイナ:
冒険は目的の達成よりも、仲間が全員無事で帰ることの方が大事なんだから。
- トリアイナ:
もしかして、セイレーン……
私のこと、冒険の為なら血も涙もない判断を下す探検隊長だと思ったの? - AG-2Cセイレーン:
正直に言いますと…そう思ってました。
- トリアイナ:
えぇぇ~!?酷いよ!私のことこれっぽっちも解ってくれてなかったんだね~!
隊長は悲しいよ~! - AG-2Cセイレーン:
ふふ、冗談です。トリアイナさんのことは解ってますから。
- AG-2Cセイレーン:
では、司令官に提案してきます。
- トリアイナ:
あのね、セイレーン……
- AG-2Cセイレーン:
はい?
- トリアイナ:
まだ指揮官は大変?
- AG-2Cセイレーン:
はい。大変です…とても。
- AG-2Cセイレーン:
でも、それは前とは違って、任務よりも重要なことがあるって
わかったからです。 - トリアイナ:
そっかそっか…うん!見ないうちにセイレーンも大人になったね。
- トリアイナ:
これがまさに親心ってやつ?
……感動で涙が……! - AG-2Cセイレーン:
お、親!?
- 主人公:
- さっきのトリアイナとの一件から、
ディオネは何やら真剣に悩んでいるように見える。 - ディオネ:
……
- ディオネ。
- ディオネ:
きゃあ!?
- え!?
- ディオネ:
し、司令官か……びっくりしたよ…驚かさないで……
- ごめんごめん。
- ディオネ:
まったく…それで?どうしたの?
- 何だか悩んでそうだったから…
- 気になるなら、ちゃんと話してきたら?
- 俺の頬っぺもつまんで貰おうかなって!
- ディオネ:
……
- ディオネ:
うん。たくさん悩んでるよ……
- ディオネ:
いや、本当はもう悩む必要はないのかもしれない。
私自身、答えは出てるようなものだから…… - ディオネ:
ただ、私は…怖いんだよ……
- ディオネ:
な、何のこと!?
- ディオネ:
別に気になってなんて……
- ディオネ:
私はただ……
- ディオネ:
……
- ディオネ:
え……?
- ディオネ:
もしかしてそういうのが好き…なの?
- ディオネ:
いくらあなたがいいって言っても…正直それはちょっと……
- ディオネ:
ちょっとあなたの評価を修正するわ……
って…… - ディオネ:
あなたがそんな風に声をかけてくれるってことは、全部分かってるんだよね…?
- ディオネ:
私とトリアイナさんの関係……
- ディオネ:
PECSの深海探査用バイオロイド、トリアイナを基に作られたのが私…ディオネ。
- ディオネ:
そして、私が探してるお姉ちゃんっていうのはトリアイナのことだよ。
- ディオネ:
ううん。
- ディオネ:
オルカのトリアイナさんがあのお姉ちゃんじゃないのは分かってるの。
それに…お姉ちゃんはもうこの世にいないのかもしれないんだから…… - ……
- ディオネ:
少し昔の話をするね……
- ディオネ:
鉄虫が現れて滅亡戦争が起きて……誰もが人類は全滅したんだって思ってた頃……
ある日、救難信号が来たの…… - ディオネ:
私はまだ生きてる人間がいるかもって希望を持って、
お姉ちゃんと一緒に救難信号の発信地点に向かった…… - ディオネ:
そして、そこには…奇跡的に本当に生きてる人間がいたの……
- ディオネ:
今にも死んでしまいそうな人間が一人……
- ディオネ:
私とお姉ちゃんはそれでも救助しようとした……
でも、そこにいたのは私たちだけじゃなかった…… - 鉄虫……
- ディオネ:
そう、たくさんの鉄虫が……
- ディオネ:
必死に頑張って人間を連れて脱出できたんだけど、
結局危険な状況に追い込まれて…… しかも、お姉ちゃんはその途中で私を庇って致命傷を負った。 - ディオネ:
そんな状況で……人間はこう言ったの。
- ディオネ:
「死にかけのバイオロイドなんて放っとけ、死んでも俺を守れ!役立たず!」
- ディオネ:
私は……ただ人間の言うことを聞くしかできなかった……
- ディオネ:
そして、とうとう追い詰められて……私たちは崖から海に落ちた。
- ディオネ:
その時、私は…選択を迫られた……
- ディオネ:
人間とお姉ちゃんのどちらを救うか……
私は……自分の使命に従って選択した…… - ディオネ:
命懸けで泳いで砂浜にたどり着いた時……
- ディオネ:
私の隣には冷たくなった人間の死体があったわ。
もともと傷だらけで死にかけてたから…耐えられなかったんだろうね。 - ディオネ:
そして、そこにはお姉ちゃんの姿はなかった……
- ディオネ:
私はその選択のせいで、誰よりも大切だったお姉ちゃんを失ってしまった。
- ディオネ:
選ばなきゃいけなかったのに……掴まなきゃいけなかったのに……
お姉ちゃんの手を…… - ディオネ:
……
- ディオネ:
だから…お姉ちゃんを探してるんだよ。
- ディオネ……
- ディオネ:
オルカにトリアイナモデルがいるって聞いた時も、最初から分かってた。
そのトリアイナは私のあのお姉ちゃんじゃないって…… - ディオネ:
でも、気付いたらオルカに合流してたの。少しでも可能性があるのならって……
- ディオネ:
そして、トリアイナさんと会った時、実感したよ。
- ディオネ:
お姉ちゃんはもうこの世にはいない……
もう二度と会えないんだって…… - ディオネ:
でも、トリアイナさんと一緒にいればいるほど……
- ディオネ:
お姉ちゃんじゃないってわかってるのに……
行動も…声も…抱きしめてくれた時の温かさも…… - ディオネ:
全部お姉ちゃんで……
気付かないうちにトリアイナさんをお姉ちゃんだって思ってしまってる私がいて… ……あの人は私のお姉ちゃんじゃないのに…… - いいんじゃない?それでも。
- ディオネ:
いいんじゃないって……あなた……
- 家族にはいろんな形があるし…
- 家族は新しく作ることも出来る。
- 俺には子供もいるしお母さんもいるよ。
- ディオネ:
お、お母さん……?
- ディオネにとってお姉さんが大切なのは解る。
- 誰かが代わりになれるものじゃないってことも。
- でも、もう家族を作っちゃダメだってことじゃないでしょ?
- ディオネ:
家族を…作る……
- ディオネ:
本当に…いいのかな…?私のこの気持ちに正直になって……
- それでディオネが少しでも楽になるなら。
- ディオネ:
………
- ディオネ:
ありがとう……あなたのおかげで何だかわかった気がする。
- それならよかった。
- AG-2Cセイレーン:
司令官!
- セイレーン?
- AG-2Cセイレーン:
ウンディーネさんが接近する敵の信号をキャッチしました!
- AG-2Cセイレーン:
今回は今までの比較にならない数のようです!
- 退路は?
- AG-2Cセイレーン:
ダメです!後方からも接近しています!正面突破するしかなさそうです。
- AG-2Cセイレーン:
司令官の指揮が必要です!お願いしてもいいでしょうか?
- もちろん!
- AG-2Cセイレーン:
ホライゾン、これより司令官の指揮のもと、戦闘を開始します!!